愛知教育大学の新井先生をお招きし、子育て座談会を行いました。参加していただいたお母様は、約10名で、様々な質問や意見が出されました。特に、躾について悩んでみえる方が多いように見受けられました。

さて、躾とはいったい何でしょうか?
虐待まがいの暴力をはたらき、躾の一環だったと開き直る大人たちが新聞紙上を賑わします。そこからは、大人の言うことを聞かない子どもに腹を立て、暴言や体罰で子どもに恐怖感を感じさせ、大人の言うとおりにさせようとする姿が見て取れます。そこまでではなくとも、大人の思い通りにさせるために、体罰や厳しい叱責が躾と称されて行われているかもしれません。ちっとも言うことを聞いてくれない子どもに対して、ついつい大きな声が出てしまうお母様を否定するわけではありませんので念のため。また、大きくなると勉強のことが親には心配になります。ついつい「勉強しなさい」「やる気を出しなさい」と言ってしまったり、強制したり、あるいは、「うちの子ちっともやる気がないんです」と愚痴ったりすることもあるようです。ただ、大きな声や体罰などの脅しで子どもに言う事を聞かそうとするのは、大人にも子どもにも精神衛生上よくありません。幸せな躾になるよう、少し考えてみたいと思います。
親御さんが、自分の子どもが思い通りにならないことに対して怒れてしまうのは、特におかしいことではなく、普通のことです。ただ、自分に置き換えて考えてみると、「やる気を出しなさい」と言われてやる気が出たことはありませんし、「ホントにお前は、‥‥だから」となじられてもダメですね。毎日10回言われてもダメでした。では、そんなの生ぬるいわよということで、一日100回言い続ければどうでしょうか?賢明な皆様には、そんなの意味がない、馬鹿なことを言うんじゃないと思われたことでしょう。
「早くしなさい」と「勉強しなさい」を言い続けると確実にだめな子になる、と言われています。では、いったい、どうしたら良いのでしょう?