学校での生活勉強相談 ♪

新一年生になられた昨年度卒園児のお母様方6名が幼稚園のサロンにお集まりくださいました。「相談」があるとのことでした。お子さんの小学校生活について、さまざまなお母様方と、意見交換したい旨でした。様々な不安や課題について意見を出し合い情報交換をし、お茶をいただきながらお菓子をつまんで、楽しくあっという間に二時間が過ぎてしまいました。
 生活上の問題については、個別の条件があり、また誤解を招きかねないので詳しくお伝えすることはできませんが、生活態度や勉強のやらせ方などが中心の話題でした。生活習慣やその自立については各家庭の事例を出し合ったり、勉強については、小さいうちから暗記に走らないよう、楽しく文章を読んで理解したり、数量の概念を身に付ける方法のヒントや具体的な生活の中の出来事と抽象的な事物を結びつけて考える大切さをいくつかお話しし、終了しました。いずれにしても、何を大切に考えるべきかということがはっきりしないと解決策も定まりません。
 学業については、とても文言だけでは伝えきれないと思いますので、これくらいにしておきます。
 とにかく言えることは、お母様一人で悩まないでくださいということです。今回、このような場を持つことが出来、違う小学校に行ってるお子様のお話を聞くことが出来た母様方は、ほっとしたり、そうなんだぁ~!納得といった情報交換の場を持つことが出来、安心して下さってた様子でした。
人に話すことにより、お母様自身心が軽くなることが一番だと思います。
それと大事なことは、子どもと向き合う中でより良い解決策が導き出されるものと思います。


 子どもに、大人の思い通りに行動させるために、好ましくない行動には大きな声で叱ったり、罰を与えて抑制したり(恐怖政治)、好ましい行動には褒めたりご褒美を与えて強化する方法がありますが、子どもの心を育てるという観点からすると、「なんだかなぁ~」と思ってしまうのは、私だけでしょうか?
 教育の目的は、教育基本法にも明記されているように「人格の完成」です。大人にとって都合の良い、好ましい言動をしていることで、そのような心が育っているとは言いきれません。でも、心が育ったことを測るためには言動から判断せざるを得ないという矛盾もあります。でも、行動を指示したり規制することで心が育つということは少ないような気がします。心の領域に関する問題については、目に見えないことで、研究があまり進んでいません。あるのかないのか、いったいそれは何なのかということも定かではありません(浅学非才をお許しください)。しかし、心の存在を疑う人も皆無でしょう。
 目先の成果に惑わされず、長い人生を見据えた真に子どもの幸せに直結するような愛ある育て方に心がけたいものだと考えます。生き生きとした毎日の生活の積み重ねが、発達に必要な糧となっていきます。240913 朝の自由遊び 001.jpg先生の周りに集まって、ゴム鉄砲作りをしています。
240913 朝の自由遊び 003.jpgお絵描きを仲良くしています。お友だちと自分の名前が書いてありました。
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音楽に合わせて、踊っています。240913 朝の自由遊び 013.jpg
様々なポーズを自分達で考え、構成しています。側転をしたところです。
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友だちと教え合いながら、折り紙をしています。
240913 朝の自由遊び 018.jpg図鑑で虫を調べていました。ついでに、お花のページも見ているところです。