えだまめ ☆☆
えだまめを植えることになりました。おいしいおいしい枝豆ができますように!お水をたっぷりやりました。えだまめを植えるためには、まず土作りからです。柔らかそうな土をほじくりだします。とにかく何でもやりたがります。自分たちでやるやると言って、頑張っています。見てください、この足腰の使い方を。うまく土を掘ろうとして、だんだん足腰や腕の使い方が連動していきます。体を使うことによって、身体能力は向上します(当たり前ですが)。練習ではなく、このような活動の中で自然に子どもは様々な力を身につけていっています。
土を掘ること自体が楽しくて仕方が無いのです。土が準備できたところで、タネをプランターに植える説明を受けます。「ふんふん、なるほど」おもしろそうなことには子ども達は真剣に耳を傾けてくれます。まず、水抜き穴をふさぐための大きな石を捜してつめます。次に土を入れていきます。ほーら、完成したよ!階段を使って、2階のベランダまで運びます。みんなで力を合わせて登ります。「私たちもできたよ~」
そして、次の日。いよいよ枝豆の種を植えます。種を植えたところで、水をたくさんやります。突然ですが、だんごです。土いじりと言えば、だんごかお山。ぼくたちは、一休みです。「僕にも水やりやらせてよ~」「いいよ、どうぞ!」「ぼくたちは、任務完了!」「ほ~ら!」いきなり立派なだんごが出現しました。どうも、ここがだんご製造工場らしいことが判明しました。「ここの砂をつけるといいんだよ」子ども達は、さまざまに技を開発し伝え合っています。たくさんの子ども達の知恵が集まって、より楽しい事ができるようになります。子ども達は、友だちと一緒にいる事で感性を育て、知恵を発揮し、人間らしい心を磨いていっています。十分にこのような経験をできる時間と場所が大切ですね。