「あさがお」の種を植えました !!!

 アサガオの種を植えました。一人一人の鉢に肥料を混ぜた砂を入れ、自分で砂を入れタネを蒔きました。200507 あさがお 013.jpgみんな、ワクワクドキドキしながら、自分の鉢を作り上げています。200507 あさがお 014.jpg


面白そうにやっているのを見て、年少の子ども達も集まってきました。200507 あさがお 016.jpgこんな風にして、いろんな物が伝わっていくのですね。全ての源は感覚的であり、情緒的です。子どもは、なんにでも興味があり、一生懸命です。登園してきた女の子が外に遊びに行こうとして、「あっ!」と何かに気づいた様子。どうしたのかなと思ったら、2階ベランダに並べてある植えたばかりのアサガオの鉢を指差して、「あれ、水あげなきゃ!」と言いました。楽しみにしているのですね。
アサガオの芽が出たときに、「ワァー」と驚くことでしょう。そしてグングン伸びて、つぼみができて、花が咲く。その間にいろんなことが起こることでしょう。
アサガオはこのように成長し花を咲かせるということを学ぶために育てるのではありません。自分のアサガオを慈しみ、愛情かけて育てる。そして、それがきれいな花を咲かせることで応えてくれる。アサガオが成長する過程で経験する様々な心の動き、嬉しくなったり悲しくなったり、人のと比べてうらやましく思ったり誇りに思ったり、そして、自分のアサガオがきれいな花を咲かせたときの感動、そんな心の動きをたくさん体験することが大切ですね。
幼児期に育てるべきもの、それは感覚と理論をつなぐイメージの架け橋と言えるかもしれません。
豊かな心は、さまざまな感情の動きの体験が作り上げます。理屈でない情緒的で感覚的な思いが、実は後々の論理的なあるいは言語的思考のもとになっています。これから、子ども達がどんな体験をしてくれるか楽しみです。また、皆様には、その経過をご報告しますので、楽しみにお待ちください。