新カテゴリー「生きる」
「生きる」という新カテゴリーを設定しました。「教育」と「生きる」は密接な関係にあります。関係があると言うよりも、「生きる」という目的のために「教育」があるといっても過言ではないでしょう。
様々な社会事象や自然現象の中から、「生きる」ということ、「人間である」という事について私見を述べさせていただきます。よろしくお願いします。
私たちは、何のために生きているのでしょうか。いにしえより、人間はこの問題について考え続けてきました。
その思いは、人それぞれで違うことでしょう。また、違うからといって相手を非難したり、敵視したりする問題でもありません。
まさしく、その人なりの人生観で、その人なりを生きています。
あえて言うならば、私たちは「今、生きている」ということです。
そして、明日に向かって生きているということです。
明日のために、今を犠牲にするというのでなく、充実した今を生きることが大切。それが、素晴らしい明日につながっていくと考えられます。
生まれながらにして不治の病を背負い、幼くして亡くなっていく命もあります。そんな命でさえ、何らかの意味を持って生まれてきたと考えたいものです。
この世に生まれたことを喜びながら生きることが、命を生きる為に大切なことではないでしょうか。
どんな状態であれ、自分が自分として生まれ、自分として生きていくことに誇りを持ち、人からその命を認められることで、充実した人生になるのかもしれません。
そこには、貧富の差であるとか、寿命の長短であるとかは関係ありません。幸せは、その人の心が決めるものです。
私たちの未来は、私たちが決めます。
同じように、子どもの未来は、子どもが決めます。
自分で自分の人生を創造できる子どもの育ちを援助する為に、私たち大人自身も生きるということを真剣に考えなければなりません。
浅学非才の身ではありますが、皆様方がより幅広く「生きる」を考えるきっかけの一つにでもなれば、望外の喜びであります。