お散歩デーに行ってきました ♪♪
待ちに待ったお散歩デーです。
(当園では、お弁当を持った小遠足のことをお散歩デーと呼んでいます。保育室に慣れ、外遊びも要領が分かってきたころ、心と体を思いっきり開放し、自然の中に身を投げ出し、体全体で季節を自然を感じる経験をするために今回は、碧南の臨海公園に出かけました。)
おにぎり弁当をしっかりとリュックに収め、水筒をぶら下げて、いざ出発です。新年度初めてのお散歩デーに、子どもたちも力が入ります。どんなところかしらね?期待に胸膨らみながらも若干の心配もぬぐえません。
バスの中では、うきうきわくわく話が弾みます。
現地に到着し、並んで芝生広場に入ると、向こうのほうから「ワァーッ」と、先に到着していた年長さんが駆けてきました。なんだ、なんだ、どうした?次から次から駆けてきます。何事かと思っていたら、年少さんの手をつなぎ、案内をしてくれました。
なんとまあ、年長さんや年中さんは、すでにシートを敷いて、お弁当を食べるばかりになっていました。しかも、ドーナツ状に並んでいます。お兄ちゃんおねえちゃんの中に年少さんを入れ、みんなで、小さな子を守る配置でした。シートを出すのを手伝ったり、よきお兄さんおねえさんぶりを発揮してくれていました。兄弟が少ない時代だけに貴重な体験です。
かわいいと思えるからこそ優しさを発揮できます。日ごろから、通園バスで一緒だったり、外遊びのときに関わったりして顔見知りだったりする子と関わる姿がめだちました。優しさは、教えて育つ心ではありません。心の底からいとおしい、大好きという感情が沸き起こるがゆえに見られる言動です。そのように感じる心を育てることが大切な条件です。意図的にそのような状況、環境をいかに用意するかということにかかっているといえるかもしれません。もちろん、そのような心を備えた大人とのかかわりが重要であることは、当然のことです。お弁当も仲良く食べました。みんなと一緒だと何でも楽しく感じます。