お散歩デーに行ってきましたⅡ ☆☆

ここ、碧南市の臨海公園は、幼稚園児にとって魅力的な遊びがたくさんあります。どれもこれもやってみたいことばかりです。「フカフカやま」です。230422 お散歩デー 025.jpgフカフカで気持ちいいんです。飛び跳ねたり、寝そべったり、転んでも軟らかいので安心です。230422 お散歩デー 026.jpg「かわいく撮ってね~」230422 お散歩デー 028.jpg


丸型トランポリンです。「ピョンピョン跳んで、気持ちイイヨー」230422 お散歩デー 029.jpg「私たちは、バランス感覚抜群なの!」230422 お散歩デー 031.jpg「多少の揺れなんか、どぅってことないわ、オホホホホ!」
でも、やっぱり、チャンピオンはこれ!土手すべりです。230422 お散歩デー 004.jpg年中さんのお兄ちゃんにまかせます。年少さんから頼られて、ちょっぴり照れて、恥ずかしいやら嬉しいやら、こんなところでも、かわいくたくましい心の育ちが見られます。「頼られたら、それに応えるのが上の役割」(と言ったかどうかは分かりませんが)、ちょっぴり誇らしげな表情がかっこいいですね。次々と、かわいい女子の声援を受け、勇気を出して、急坂に挑みます。230422 お散歩デー 006.jpg滑り出すと迫力満点、気持ちいい!風になって滑り降ります。230422 お散歩デー 034.jpg「へっちゃらだよ。こんなこと」230422 お散歩デー 107.jpg不思議なことに、同じ学年同士で乗っているペアは、少ないですね。普段遊んでいるかというと、あまり関わって遊んではないようですが、どうやら、即席のペアーが、ここでできあがったみたいです。
お互いに相手を見て、信じられる守ってあげられる、そんな関係を言葉少ないですが、お互いに相手を読みとっているのですね。ことばに頼らない、感覚的なコミュニケーションが成立しています。これは、平素から、いろんなことを感じ取る力が発達しているからできることで、まったく論理的でないので、不確かに思えるかもしれませんが、実は発達において、感受性の発達がたくさんの発達を支えているようです。人間の持つ動物的な勘のようなものが、実はとても大切で、しかも、それは幼児期にさまざまな遊びや人間関係を通して育てられるものであり、論理的、教育的(この言葉が正しくないかもしれませんが、教える教えられるという関係の中で身につくものという意味として使います)には、身につけさせることが難しいものであります。大人の多くは、このような力を意識して教えられたり、自分で経験しながら身に着けてきたわけではないので(きわめて自然に)、そのような力のない子どもが理解できません。ですから、たとえば、子ども同士でトラブルがあったときに、その子にあったアドバイスがうまくできない場合があります。どうして、そんなこともできないのだろう、当たり前なのにできない、考えられないのだろうということが起こりうる訳です。特にお受験の勉強ばかりに目を奪われすぎたり、目に見える読み書きや物覚えに関心が行き過ぎると、目に見えない大切な力を育てそこなう恐れがあり、円滑な人間関係を構築して社会で一人の人間として生きることが苦痛になってしまわなければ良いがと危惧します。もっとも、お勉強ばかりしているといけないという事ではなく、目に見える力と目に見えない力をバランスよく身につける必要があるということを主張しています。そして、それは、教えれば身につくというものではなく、そのようなことを大切だと理解している者とのかかわりの中で醸成されていくものであるということをお伝えしたいのです。
これは、足裏刺激のゾーンです。日頃味わわない感覚に、びっくりするやら楽しいやらで、キャーキャーやってます。230422 お散歩デー 111.jpg友だちと一緒に共鳴しています。より一層楽しく感じます。こんなところでも遊べます。230422 お散歩デー 112.jpg子どもにかかれば、どんなものでもどんなところでも遊び場に変えられてしまいます。230422 お散歩デー 115.jpg高いところもへっちゃらです。230422 お散歩デー 116.jpgスリルを味わっています。友だちと一緒だからへっちゃらです。230422 お散歩デー 117.jpgこんな助け合いも微笑ましいものです。教えられてできることではありませんね。うまいタイミングで、きちんと相手の気持ちを察知して支えに入っています。230422 お散歩デー 118.jpg「世界がさかさまだー」230422 お散歩デー 119.jpg自然に三半規管も鍛えられます。
こんなところがあると、つい渡りたくなってしまうのです。230422 お散歩デー 127.jpgなぜかって、それはね「そこに、冒険があるから」なのです。子どもは、お母さんの腕の中を出て、冒険の旅に出て、体と心を鍛えられ、一人前の人間に育っていくのです。「公園の管理人さんごめんなさい。でも、さつきは甘いねぇ~」ミツバチも蜜を集めたくなるわけだ。頭で理屈を覚えるのではなく、感覚を使って体全体でものごとを学んでいます。230422 お散歩デー 153.jpg
子どもたちは、水遊びが大好き。230422 お散歩デー 156.jpg230422 お散歩デー 157.jpg
ここは、不思議です。上から水が落ちて来ないんです。230422 お散歩デー 166.jpgサーフィンのチューブみたいなものですね。230422 お散歩デー 167.jpg濡れると思って頭を守りながら通ってきたけど、大丈夫だった。230422 お散歩デー 171.jpgいろんなことを感覚的に経験できた楽しい一日でした。