運動会が無事に終了しました

天候にも恵まれ、無事に運動会を開催することができました。皆様に心より御礼申しあげます。
それぞれ子ども達は、日常の保育の通過点として楽しみ、また、頑張りました。特に年長児は、最後にとても立派な姿を見せてくれました。子どもでも、やる気になればすばらしい力を発揮することができます。
人間は、本当にすばらしい力を持っていますが、いつどこで、何のために、その力を発揮するのが良いのかを考える必要があります。やみくもにできればよいというのではなく、それが子どもの育ちにどのような意味を持っているかを考えておく必要がありますね。


ただ、表面的な姿に惑わされ、できることや知っている事のみを追い求めたりするのでなく、あくまでも、発達の結果としてのできる姿と捉えることが大切かと思います。
それは、幼児期に育てておくべきものがあるからです。幼稚園教育要領では、心情意欲態度とまとめて述べておりますが、主体的に自分の人生を作り、様々な障壁に合いながらもそれを乗り越え逞しく生きていく心の芽生えを培うことが、小学校以降の学習に取り組む意欲や姿勢の土台となります。
また、具体的で直接的な体験の積み重ねが、抽象的で間接的な学習を実りあるものにすることができます。目先の姿にとらわれずに、一歩一歩子ども達自身が基礎を作り上げることのできる援助に心がけたいと思います。
今後ともよろしくご指導ご協力をお願い致します。