プチ遠足に行ってきました ☆

この日はお誕生会があり、お弁当の日でした。いつもは、縦割りでグループを作り異年齢児の交流を行なっていますが、この日は、年長さんだけ公園に出かけました。外で食べるお弁当は最高です。200118 プチ遠足 001.jpgお母さん、おいしいお弁当をありがとうございます。200118 プチ遠足 021.jpg


お弁当をおいしくいただいた後は、さっそく公園で遊びます。ブランコの揺れがとっても気持ちイイ!200118 プチ遠足 007.jpgすべり台も楽しいですね。200118 プチ遠足 041.jpgどんぐりをたくさん拾ったよ!200118 プチ遠足 030.jpg上を見上げると、木にいっぱいどんぐりがなっています。「あんなふうに、ついてるんだ~」どんぐりの実のなり方を発見しました。200118 プチ遠足 032.jpg「ほーら、袋にこんなに集まったよ」200118 プチ遠足 038.jpgみんなが、袋を持っているということは、先生はこれを目当ての一つに入れていたのでした。
どんぐりの自然の姿を見るということと、友だちと楽しみながら、感動しながらどんぐりを集めるということ。おまけに、制作活動にも利用できるかな?
感動を共有するということは、心の発達にはとても大切なことですね。「わーわーきゃーきゃー」やっている子どもの姿に、実は大切なものが隠されています。
主観的な体験世界である心が、共有可能なのは、体験や情動の共有によります。人の気持ちを理解するであるとか、思いやりの心など、好ましい(人間らしい)人格の育ちには不可欠ですね。
十分遊んで、どんぐりもたくさん集めたので、幼稚園に帰ります。200118 プチ遠足 052.jpg帰路の途中、子ども達はたくさんどんぐりのあるところを知っていました。またまた集めます。200118 プチ遠足 053.jpg「ほら、もう袋がパンパン」200118 プチ遠足 057.jpg川べりを気持ちよく歩いて園に帰ってきました。200118 プチ遠足 060.jpg幼児期の育ちは、発達段階から考えて難しいですね。目に見えない心の育ちをこの時期に支えておかないと、後では育ちにくいものがあります。何かができる、知っているということも大切ですし、私たちが作り上げてきた人間社会の文化を伝えて行くことも必要ですし、子ども固有の心も育てて行く必要があります。
心の育ちは体験に裏打ちされていますし、心の育ちが考える力の源となり、考える力が行動を起こさせます。心と体と頭は、関わりあって育って行っています。バランスの取れた学習の仕方や体験のあり方が大切ですね。