新聞紙あそび

200826 新聞紙遊び 009.jpg新聞紙を使って、思いっきり遊びました。200826 新聞紙遊び 017.jpg


破ったり、丸めたり、棒にしたりして楽しみました。子どもは、こんな新聞紙だけでも想像力を働かせて楽しく遊ぶことができます。200826 新聞紙遊び 010.jpgここでも1人埋もれかかっていました。200826 新聞紙遊び 030.jpg埋められるほうも、うずめるほうも楽しそうです。このとき、この二人の間には「あ、うん」の呼吸といったものが流れています。相手の喜びそうなもの、自分が楽しいことが分かり、二人で一つの遊びを楽しめるようになってきています。
でも、一番喜んだのは先生かもしれません。200826 新聞紙遊び 040.jpg大人は、子どもとは異なるのではありません。実は子どもの心を内包した存在と言えるのではないでしょうか。
これは、脳の発達と同じように、脳幹の周りに小脳大脳とでき、霊長類には大脳新皮質ができ高度な思考が可能となってきました。
脳の発達のそれぞれの段階で、それぞれの力が心が発揮されてきました。脳幹を芯にして脳が発達したように、子どもの心を芯にしてそれを取り巻くように何層にも発達につれて心が形成されてきたのかもしれませんね。
直線的とか曲線でもかまいませんが、右肩上がり、つまり年を経るごとに発達して、元とは違う状態に変化していくというのではなく、核を芯として、その上に何層も何層も新しい心が形成されてきているという考えのほうが合っているように思えますが・・・。
もしそうであるなら、幼児期の育ちがその人の人生に大きな影響を及ぼしていると言われても納得できます。理屈で教え込まれ、理性でがんじがらめにされているようでも、突発的に本能的な動物的な心が覚醒し、秋葉原のような事件を起こしてしまうことにもつながります。
子どもの心の芯は、温かく愛情あふれ、すべてのものを尊び、相手を認め、共にあることを喜び、人の喜びを我が喜びとして前向きに生きる姿勢を持ったものであって欲しいと思います。そして、それを育てるのは今です。責任の大きさを感じます。