こいのぼりを作りました !!!

こいのぼりを制作しました。それぞれ、思い思いのこいのぼりができあがりました。できあがったところで、おしとやかにポーズを決めてみました。200425 お散歩デー 006.jpg矢車と柱になる棒はあるのですが、肝心の鯉のぼり本体は、自作です。自分の好きな色の色画用紙に、自分のお気に入りの彩色を施し、針金でくくりつけたならできあがりです。


思い思いの鯉を作っているところです。実に様々な色で塗り上げてくれました。この世のものとは思えないほどの色彩感覚のものもありますが、自分のイメージどおりに作り上げていきます。200425 お散歩デー 002.jpg考えてみれば、実際のこいのぼりの色も、実際にはそのような色の鯉は存在しない色が使われています。それと子ども達の鯉のぼりと比べると、レインボーでもピンクでも、縦縞でも斜め縞でもよくなってきます。
この制作の目的をどこに置くかで、指導のポイントが変わってきます。子どもの自由な発想を大事にし、表現したり物を作る楽しみを味わうのが目的であれば、色や形はそれほどこだわらなくても良いはずです。さて、この幼児期に育てるべきものは・・・。これに添って、保育は組み立てられ、教師の指導や援助がなされます。
うまくいかない友だちの分を手助けしようとしているところです。200425 お散歩デー 003.jpgこれまでに、培ってきた仲間意識によるものですね。
みんなが完成したところで、「おれたちも写真にとってもらおうぜ!」200425 お散歩デー 005.jpg相変わらず、味のある子ども達です。
それでは、全員で撮りましょう!200425 お散歩デー 010.jpgともかく、「俺たち、私たちは仲間だ!」目に見えない絆のようなものでつながれているようにも思えます。これから1年間、しっかりと関わり合い、お互いに育ち合っていってほしいものだと考えます。
「発達は、かかわりの中にある」
「伝達の中に、発達はない」
幼児教育で有名なA先生のお言葉です。
子ども達は、日々の生活や活動の中で、イメージを共有し、心関わらせるなかで、思いが伝わり合って相手の気持ちに共感し、協同的な活動の中で心の関わりを深め合い、お互いに様々な能力や情緒が高まり合っていっていますね。
上手な鯉のぼりができあがれば育っていると言えるのではなく、鯉のぼり制作活動を通してどのような経験を積み、何を感じて表現するか?それを受け止めさらに子ども自身が伸びていく援助はどうあるべきか?幼児教育は、奥が深いですね。