コロナ禍でも子育て
新型コロナウィルスオミクロン株が猛威を振るっています。西尾市内でも感染者が増加しており、学校や園での陽性者が確認されており、休校休園措置や学年学級閉鎖の対応も増加しています。感染拡大を防ぐために止むを得ない措置ですので、ご不自由をおかけしますがご協力くださるようお願い申し上げます。
一部の報道では、感染力は強いが重篤な事態には陥りにくいのではと伝えていますが真偽のほどは不明です。用心するに越したことはないと思います。
さて、この新型コロナウィルス感染症の世界的拡大を受けてWHOが子ども達の親に向けて次のような提言を発表しています。
「コロナ禍で親が心掛ける6ヶ条」
- 一日20分でも良いので子どもと1対1で過ごす
- 子どもの気持ちや意見を聞く
- 選択肢を与える
- 表情豊かに応答的に接する
- 音を真似たり、歌を歌う、生活雑貨、食器などで音を鳴らして遊ぶ
- コップやブロックで積木遊び、素話、お絵描き読み聞かせを楽しむ
これらは、私たちが生活の中で当たり前にやっていて楽しんでいることばかりです。子どもは小さくてできることは少ないけれど、一人の人間として認め大切にすること。子どもと一緒に感性を育む遊びを楽しむこと。想像性を育てること。いつの時代にも大切な良い子育てのための心得です。
人はその存在を認められ誰かの役に立っていると思うことで自信をもって自分らしくたくましく生きていけます。
できないこと、失敗したことを叱るよりも、できたことを褒め、明るく元気でいることを喜んであげる子育てに心がけましょう。子どもも親も幸せになります。子どもがいてくれる幸せを存分に感じて子育てを楽しみましょう。
皆で協力してこの災禍を乗り越えたとき、大きな達成感とともに明るい未来が見えてくることでしょう。未来や幸せは私たちが創っていくものです。