もうすぐ運動会☆
動会が近づくにつれ、子どもたちの様子も少しずつ変化が見られます。朝、保育室を覗いてみると、なんと、年長児が組体操の練習(遊び)をしていました。あわててカメラを取りに行ってその様子を収めました。ピラミッドに挑戦していました。この3人が本番のチームというわけではないのですが、上下自分たちで決め、それぞれの役割を全うしています。
次は、こうだったよなと思い出しながら取り組んでいます。
ちょっと待って、こうしようああしようと意見を述べ合っています。先生に言われなくても自主的に創り出すことが出来ます。
男の子たちは土台になって、女の子を上に載せてあげることになったようです。人に対する優しい気持ちが育っています。
かっこいいですね。きちんと勘所を押さえていますね。立派です。
おっと、いきなりふざけっこが始まりました。
子供らしくじゃれあってふざけ合って心から笑っています。やる時はやる遊ぶ時は遊ぶ。TPOをわきまえられる子どもたちです。こんな立派な子どもたちですから先生も安心です。練習練習で攻めなくても何でも立派にこなします。心が育っている証拠です。
外に出てみると、いつもの通りお団子づくりです。
どうして子どもはこんなにもお団子が好きなのでしょうか?自分の力で作り上げることが楽しいのですね。人から言われて遊ぶわけではありません。
分かりませんでした。子どもに尋ねてみました。幼虫とダンゴムシのお家を作っているのだそうです。(子どもは子どもの論理で遊びます)
砂場ではトンネルが出来ていました。
バケツで水をくんできて、壊れにくい砂の造形を作っています。こういうことは、団子づくりの過程が生きていますね。学ぶとはそう言うことです。教えてやれば良いというのではなく、発見の喜びが遊びの充実感を高め主体的な行動力を育てます。
男の子はサッカーが人気です。
ビューっと気持ちよさそうにかけていきます。
子どもはすぐに群れます。小さい頃の群れ遊びは人との関係をつくる能力の発達のためにとても重要です。じゃれ合いも人との距離を感じるための大切な遊びです。類人猿の群れの生活を見ていると、人間の子育てに大切なことがたくさん見て取れます。
お姫様を載せて運びます。どちらも幸せです。
楽しく生活に取り組みながら子どもたちは成長していっています。心が成長するから、態度や行動も成長のあかしを見せます。また、たくさん練習すればよいというわけでもありません。先生から認められ励まされ、自己肯定感を元に自分の力を信じて子ども自らが成長の道程を進んでゆくのです。自分の力で進むから貴いのです。素晴らしい子どもたちと一緒に生活させて頂いている私たちは本当に幸せ者だと思います。子どもたちに保護者様方に、改めて心より御礼申し上げます。運動会楽しみですね。(ひそかに忍び寄ってくる台風19号が心配ですが)