造形展に向けて ☆
造形展に向けて、準備が少しずつ進んでいます。園舎の中には、年長児が描いた絵が貼られています。これらは、子ども達が住みたい街、こんな街があったらいいなと、みんなで考えながら描き上げました。
集まって相談しています。
男の子たちは、電車のある街を描いています。女の子たちは、カラフルにブランコなど遊べる遊具を描いています。
随分できあがってきました。女の子たちは、色使いがとてもすてきですね。
ホールでは、できあがったたくさんのイメージ図を元に、いよいよ街づくりの基礎を作り始めました。
ダイナミックに活動しています。
柱も装飾?が施されていきます。
子ども達は皆、本当に楽しそうに活動すること自体を楽しんでいます。
年中さんのお部屋では廃材を使って、なにやら制作に励んでいました。
さまざまな材料を見て、どうしようかな、こうしたらどうかなと思いをめぐらします。
園庭で、街を作ってみました。年長さんは、交通安全指導の経験があるので、自分で考えることができます。アイディアを出し合って街を作り、実際に遊んでみました。
横断歩道で歩行者がいるときは、車もきちんと止まってくれました。
遮断機です。電車が通るまで開きません。
定員オーバーですよ!
絵画造形などの表現活動は、まず、頭の中に自分なりのものがイメージできないと始まりません。ただ、何かを写実的に描く、造形するのではなく、自分が感じたものを自分なりの表現方法で人に伝えようとする、それこそが意味のある表現であると思います。
とすれば、感受性を磨くことこそが大切であり、日常の生活や保育の中での気付きや心の揺らめきがそのきっかけであります。そして、親や保育者との共有体験を積み重ねて行くことが大切かと思います。
上手な表現方法をマスターするということが目的ではなくて(これも大切なことの一つではありますが)、自分の命の輝きを多くの人に伝えることで自己充実感を覚えることができるという点に表現活動の大切さがあるのではないかと思います。
特に幼児期においては、未成熟であるがゆえに、その特性を忘れない援助や指導が大切になるかと思います。