落ち葉のプールで遊びました !!
突然ですが、気がついたら得体の知れないものが園庭の真ん中にできていました。落ち葉のプールを作ったそうです。楽しく遊びました。
落ち葉を集める道具を貸して欲しいと、4,5人の男の子たちが走ってきました。掃除の手伝いをしてくれるのかと思ったら、そうではなかったようです。園庭の落ち葉を一生懸命集めてくれています。3本のイチョウの木があるので、たくさん落ち葉があります。協力して、役割分担して袋につめています。歩道に落ちている葉っぱも集めてくれています。「ほら見て、私たちもたくさん集めたよ」「私たちも、みんなでたくさん集めたよ。イェーイ」子ども達の力で、園庭も歩道の落ち葉もきれいになりました。ありがとう。
落ち葉のプールに、たくさん落ち葉が入りました。壊れてきたところを補修してくれています。プールへの入り口の階段を直しています。階段を登って、滑り台を滑り落ちてプールの中に入ります。次から次へと子ども達が滑り降りてきます。落ち葉を放り投げて、落ち葉吹雪です。とても楽しそうですね。
実は、私にも思い出があります。
子どもが幼稚園児だった頃、京都に遊びに行きました。清水寺やら、いろいろ回ったのですが、一番楽しんだ喜んだのがこれでした。
お寺の裏の通り道で、たくさんのきれいな黄色のイチョウの落ち葉の山で、存分に遊びました。さまざまな寺社仏閣を見物するよりも楽しそうな笑顔で遊んでくれました。私たち大人は、子どもの心を見ながらきちんと応えていく必要があると感じました。
この幼児期に育てるべきものは、感性であり、感受性であります。それは、人間の、いや生物の進化の過程が明らかにしていますし、発達の過程が明らかにしています。
こどもは 、やみくもに育てるのではなく、その時にあった育ちを考えることが大切ですね。教育は、大人のこうあるべきであるという事を押し付けるのではなく、子どものこうありたいという思いを大切にしながら、そだちの援助をすることが大切ですね。