☆☆ たなばた ☆☆ 

七夕は、子どもにとって楽しい行事の一つです。何が楽しいかって?子どもに戻ることのできる人なら、子どもの気持ちの分かる人なら、そのわくわくドキドキが分かります。
大人になると、笹飾りを作ったり、短冊に願い事を書いたりする人がとても少なくなってしまいます。そんなことしたって何も変わらない、と考えている人は何も変わらないし、変わるかもしれない、変えようと考えている人は変わっていきます。
夢は、人が人として生きていくためにはとても大切なものですね。もちろん、現実の物理的命を存続させることは大前提ですが、生きている意味を考えると精神的命のあり方が問われます。
と、屁理屈っぽくなって申し訳ありません。そんなことはお構いなしに子ども達は七夕を楽しんでくれました。200707 たなばた 013.jpg


自分の笹飾りと、願い事を書いた短冊を作ったよ。200707 たなばた 007.jpg200707 たなばた 008.jpgみんなで力を合わせて、もらってきた竹を室内に入れます。竹の良いにおいをかぎながら運びました。200707 たなばた 004.jpg「こ~んな飾り作ったんだぁ~。今からくっつけるんだよ~」200707 たなばた 010.jpg紐を使って、自分で作った飾りを、竹に結び付けます。200707 たなばた 012.jpg200707 たなばた 016.jpg完成したところで、神様にお祈りをします。僕たちの、私たちの願いをどうか聞いてください。(結構子ども達も真剣です)200707 たなばた 022.jpg何日間か、軒下に飾ってありましたが、7月7日も過ぎましたので、願い事が空の神様にに届くよう燃やすことになりました。みんなで笹飾りを運びます。200709 たなばた 010.jpg何だか、ちょっぴり寂しい気分です。200709 たなばた 012.jpg火が点けられ、勢いよく燃え始めました。200709 たなばた 008.jpgお泊まり保育のときのキャンプファイヤーで使う歌「もえろよ もえろよ」が自然に口をついてでます。200709 たなばた 030.jpg火が下火になってきたところで、ちびっこ消防隊の出動です。よろしくお願いします。200709 たなばた 036.jpg火を消すというよりも、じょうろで水をかけることを楽しんでいるといったほうが良いかもしれません。子ども達は水遊びが大好きですね。200709 たなばた 040.jpgさんざん水をかけたところで休憩です。なんだか輪になって集まってきて、七夕飾りを思い出しているのでしょうか。子どもの井戸端会議みたいですね。200709 たなばた 046.jpg
【願いは叶う】と言われています。でも、願うだけでは叶いませんね。強い夢、実現させたい思いにまで高めると、人間はかなりの力を発揮します。この前向きの力、主体的に生きる力は幼児期に育まれます。
子ども達は日々、興味関心のあることに取り組み、時には自分で課題を設定して挑戦したりしています。そんな子どもの生きている姿を認め応援してあげることで、子どもは未来に向かって歩んでいくことができます。自分の足で。