お別れ遠足に行ってきました ☆
お別れ遠足に行ってきました。安城市の堀内公園です。少し風が強く、寒さを感じる日でしたが、子ども達は元気いっぱい遊んできました。遠足といえばお弁当!お母さんの愛情のこもったお弁当は、何よりのご馳走です。
今日は遠足で嬉しくて嬉しくて、友だちと嬉しさを分かち合っています。年少、年中は園バスで現地に向かいますが、年長児は、西尾駅まで園バスで送ってもらって電車に乗っていきます。自動販売機で、一人一人切符を買う体験をしました。一人150円ずつを握り締め、慎重にボタンを押し切符を購入しました。みんな、切符は買えたかな?「は~い」と元気な返事が返ってきました。このあと、一人ずつ自動改札に切符を入れて出てきたのを取り、一人で改札を通る経験をしました。
電車の中の様子です。嬉しくて楽しくて、思わず笑みがこぼれます。「どこで降りるんだったっけ?」
「おやつ何持ってきた?」などと会話が弾みます。
あまり声が大きくなると、誰かが「電車の中では静かにしなさい」と釘をさしてくれました。でも、嬉しい楽しい。ちょうど子ども達が座ったところは、優先席でした。4人の人の絵が描いてありました。普段あまり注意していないので気づきませんでしたが、この4人にはそれぞれ意味がありました。子ども達は、絵を見て、その意味をすぐに理解しました。
でも、すぐにある子どもが言いました。「そこじゃなくっても、譲ってあげることが大事なんだよ」と。う~ん。見事な発言です。大人が教えるよりも子ども達同士で育ち合うことは、本当に大切なことですね。
年中さんたちがバスで公園に到着しました。どの顔もニッコニコです。池にかかる橋を渡っていきます。段差を跳ぶのも楽しいことです。芝生広場に入ると嬉しさのあまり、走り出してしまいます。感情をそのまま行動に出すことができます。年長さんと一緒に電車で来ていた園長が出迎えます。年中さんが勢ぞろいしました。年少さんも、公園に着きました。荷物を置いたら、さっそくあちらこちらに分かれて遊び始めました。この滑り台が気持ちいいのです。終点でぎゅうぎゅうになってしまうのも、またこれが楽しい。堀内公園名物のそりすべりです。転んでしまうのも、楽しいのです。盛り上がった台の上で、重なって喜んでいます。友達と一緒だからこそ楽しいひと時です。台から転げ落ちて、ワッハッハー。不安定なネットの上だからこそおもしろい!ボールに乗って滑車ですべる遊具も大人気です。乱杭の上を恐る恐る渡ります。不安定だからこそ挑戦してみようとする意欲を子ども達に湧かせます。おもしろ自転車コースも大賑わいです。手でこぐものや、変わった舵取り装置にワーワーキャーキャー。普段見慣れない、ふしぎなものに子ども達は惹かれます。
もともと、子どもとはそういうものですね。新しいものに興味関心を持ち触ってみたり、たたいてみたり、跳んでみたり。新しい経験を積み重ねて、自分の周りの世界を認識していきます。
このような子どもの姿を見ていると、人間は本当に自分の中から育つのだなあと思わされます。好奇心が発達のための大きな原動力です。心身の大きな危険は避けるような援助が必要ですが、できる限り大きく見守ることがすくすく子ども達が伸びていくためには必要ですね。