おじいさんおばあさん一日入園

おじいさんおばあさん一日入園には、ご協力いただき誠にありがとうございました。遠方からこの日のためにわざわざ駆けつけてくださった方もお見えで、改めてお孫さんに対する愛情の深さを感じました。
大好きなおじいちゃんおばあちゃんたちに来ていただき、子ども達も大はりきりです。200916 おじいさんおばあさん 021.jpg年少さんは、かわいいフリをつけて歌ってくれました。
年長さんになると、さすがにしっかりしています。何も言わなくても、きちんとすべきことをすることができます。200916 おじいさんおばあさん 024.jpg


年長さんのこのような姿は、一朝一夕でできたわけではありません。また、きちんと並ぶ練習をしたからできたというのでもありません。200916 おじいさんおばあさん 025.jpg心の安定感が、立っている姿に投影されています。心が、すっきりと立っているから体も立っているのです。ですから、見ていても安定感がありますね。
ホールで歌の発表が終わったら、各保育室で一緒に制作等をして遊びました。先生の説明を真剣に聞いています。200916 おじいさんおばあさん 029.jpg優しいおじいさんおばあさんと一緒だと子どもたちも落ち着いて楽しんでいます。200916 おじいさんおばあさん 033.jpgおやつを一緒に食べました。グランマ得意の手作りドーナッツです。甘すぎず、油臭くなく、いつもながら絶妙の味加減です。200916 おじいさんおばあさん 042.jpg小学校になったお兄ちゃんも妹のために幼稚園に遊びにきてくれました。お友達と一緒に「ピース!」200916 おじいさんおばあさん 048.jpg優しいおじいちゃんおばあちゃんに囲まれていると、なんだか空気も変わってきます。あったかくて、やさしくて、でも、しっかりさもあって頼れる雰囲気が漂っています。こんな雰囲気の中で、子どもたちは愛を感じて育つのでしょうね。200916 おじいさんおばあさん 054.jpgプレゼントを渡しているところです。子ども達が自分で作りました。200916 おじいさんおばあさん 071.jpg「おじいちゃん、あのね、これはね・・・」
お孫さんの優しい説明に、おじい様も嬉しそうです。200916 おじいさんおばあさん 066.jpg私たちが生きていくのに、パンは必要です。
でも、「人は、パンのみにて生くるにあらず」と言った人もいました。物理的な「生」を求めすぎたことによって、精神的な「生」はどこかへ追いやられようとしています。損得勘定も何もない、ただ目の前の孫がかわいくてかわいくて仕方がない!そんなおじいちゃまおばあちゃまの、お孫さんを見つめる優しい眼差しから、学ぶことが多々あると感じた次第です。
情緒的な関係から情緒的な心は育まれていきます。乳幼児期の育ちにおいて、もっと情緒的な側面を経験し伸ばしておかないと、後になってからは育てにくいものだけに大変です。育ちには、順序があり、適時性があります。みんなであたたかい眼差しで見守り、子どもの情緒的側面を育てたいものですね。
おじいちゃまおばあちゃま、ありがとうございました。また、参加できなかった皆様も、かわいいお孫さんの健やかな育ちをお見守りくださるようお願い致します。

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