お泊まり保育にいってきました !
恒例の、年長児の一泊お泊まり保育に行ってきました。行き先は、新城市の愛知県民の森です。
バスに乗り込んで、まずはウキウキ遠足気分です。嬉しさのあまり、口がゆがんでしまいます。でも、家族と離れて一日泊まるなんて大丈夫かな?一抹の不安がよぎります。
でも、きっととっても楽しいことが待っているに違いない!期待のほうが大きいようです。
途中、高速道路のPAでトイレ休憩を取りました。子ども達が移動するときは、先生達が周りを取り囲んでいます。安全第一!県民の森に到着しました。さっそく、日陰を見つけてシートを広げました。お母様手作りのおいしいお弁当の時間です。
友だちと楽しく談笑しながら、パクパクいただきます。なぜか、遠足やハイキングなどに来るとお腹が空きますよね。自然の中で食べるご飯は最高です!
「おかさん、ありがとねー」
「とっても、おいしいよ!」「うふふ、なかよし三人組よ」
お母様手作りのおいしいお弁当をいただいた後は、お待ちかねの水遊びです。プールでは味わえない味わえない自然の川と水は、子どもたちにとって、とっても魅力的です。「気持ちイーイ!!」
川の水をせき止めてプールが作ってあります。堰から流れ落ちる水の感触を楽しんでいます。
水のかけっこが大好き! まずは先生を狙います。
みんなで浮き袋につかまり、先生に引っ張ってもらいます。「きもちイーイ」
みんなと一緒って、どうしてこんなに楽しいのでしょうね。友達と一緒に、心が響き合う体験こそが、子どもの心を育てるために、友だちや人の命を大切にする気持ちを育てる基になっているのです。
浅いところもたのしいよ!お風呂にゆったりと浸かっています。ここでも、お風呂を作っています。
自分で作ったお風呂に入るってことが楽しいのです。人が作ったのではなくて、自分が汗を描いて、苦労して作るからこそ達成感を味わうことができます。子どもにとっては、目的に向かって進むための作業や労働は、苦労ではなくて実は喜びなのです。
ひとしきり川で遊んだ後は、宿泊施設に移動です。エントランスホールで、係の人にお願いしますのご挨拶をしました。
しばし、昼寝をして、夜の活動に向けてエネルギーを蓄えました。お風呂に入る時間まで、みんなでゲームを楽しみました。
ちょっと動くとまたまた元気いっぱいの子ども達でした。
いよいよお風呂の時間です。みんなでお風呂に入るのは初めてです。わいわいがやがや、楽しさが伝わってきます。
「とっても楽しいし、きもちいいよー」
頭もジャブジャブ洗っちゃいます。家ではシャンプーハットを使っている子もいるかもしれませんが、みんなと一緒のときはプライドがあります。僕だってできるもん!
はい!10までゆっくり数えてから出ます。
晩御飯の時間です。みんな、食堂に集まりました。いいただきまーす。
おいしいですか?おいしいよ~。みんなと一緒だと何でもおいしいよ!
ぼく、全部食べちゃったよ!すごいでしょ。だって、夜のキャンプファイヤー頑張らなくっちゃ!
にぎやかだった県民の森も、夜を迎えると静まり返っています。いよいよキャンプファイヤーの始まりです。山の女神様、降臨!
山の女神様からいただいた大切な火を分け与えていただきます。
恐る恐る点火します。
思えば、人類の文明の発展は、手による道具の使用に続き、火を使って様々なものを作り上げてきたところにもよります。ただし、今は、使いすぎちゃってちょっと暑くて苦労していますが・・・。
人間が生きていくためには、火はとても大切です。一人一人が自覚を持って火を使うことができると良いですね。(使いすぎず、必要な分だけ)さてさて、いよいよキャンプファイヤーの始まりです。インデアンダンスです。
子ども達もインデアンの子どもになり切って、真剣です。楽しそう、おもしろそうなことには子ども達は真剣です。真剣にやっていないときは、その活動がつまらないからですね。何でも真剣にやらねばならないというのではなく、まず、興味のあるところから始めて見ることが大切です。
インデアンの雄たけびです。「アワワワワ~、アワワワワ~、・・・」
次は、音楽に合わせて子ども達が踊りを楽しみます。「準備、OK?」
音楽に合わせて、楽しく踊ります。
ファイヤーを楽しんだ後は、しっとりとキャンドルサービスです。
一人一人のキャンドルに、大切な火が分け与えられました。
それぞれが、それぞれの思いを火に託してキャンドルサービスを終えました。
それぞれの子どもにはそれぞれの思いがありますが、子ども達は小さいようで結構しっかりしています。きちんと自分というものを持っていて、ある程度自己分析もできています。子どもの成長には、大人の子どもに対する理解と援助が最も大切ですね。キャンドルサービスも終わり、宿泊施設に帰ります。ファイヤーロードを通って帰ります。
楽しかった一日目のプログラムが無事に終了しました。この後子ども達は、歯磨きをして、オヤスミナサイをして床につきました。
二日目は、また後日ご報告申しあげます。