造形展準備が進んでいます(子どもたちのアイディアが爆発!)

年長の子どもたちは、登園してくるなり、自分の持ち場に急ぎます。自分たちでわいわい言いながら、イメージを共有しながら、アイディアを出し合いながら、テーマに沿った世界を作り上げていっています。
中から顔を出した子どもと顔を合わせて喜んでいます。
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子どもたちは、自分のすべきことを自分で考え、自分の仕事を
しています。

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ふらふらと遊んでいる子どもは見当たりません。登園してくるなり、自分の担当にまっしぐらです。

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おっと、どうしたのでしょうか?網に絡まって動けません。困ってもがいているのではありません。体が網に絡まって思うように動けないことを楽しんでいるのです。何でもやってみたい子どもです。

 

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もくもくと、自分たちで作っています。

 

 

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それぞれ自分のやるべきことを楽しみながらやっています。

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キャンプで使うテントが、出来ています。出入り口は、ロールアップスクリーンのようですね。丸い紙筒からイメージしたのでしょうか。

 

 

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子どもたちの活動が終わり、きれいに片づけられています。

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色も塗られてきましたが、やはり、こういう作品と子どもたちは一体のものですね。

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穴が開いています。まだ、入らないでねと注意書きがしてあります。

 

 

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翌朝も早速制作活動です。

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何やら鉛筆で印を書いています。

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なんと、窓を開けたかったようです。

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この柱をどのようにしたら、しっかりと立てることが出来るか、いろいろ考えながら試しています。試行錯誤を繰り返すことは、問題解決を図るための思考にとても良い経験です。「う~ん」とうならされる場面です。

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何か閃いて忘れないうちにと、真剣に取り組んでいます。年少の子どもが、お姉ちゃんたちの様子をじっと観察しています。きっと、この子も2年後には、この年長さんたちに負けないくらい、造形活動を楽しんでいることでしょうね。子ども同士の間でも、文化は受け継がれていっています。幼児期の教育は、コンピューターにデーターを打ち込むように教え込むことではなされません。人がやっていることを見て、すごいなと感じたり、自分もやってみたいなと感じることにより成長が促されます。抽象的な言葉を教え込むだけでは、十分な理解に達しにくいものです。

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自分の作りたいものに必要な材料を物色しています。

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自分たちで、どのような世界で遊びたいか考え、全体構想を練り、役割分担をし、それぞれの部門でイメージを共有しアイディアを出し合い、協議し、合意出来たら実行する。そのプロセスを子ども自身が経験することが学びです。

先生の言うとおりでなく、自分で考え仲間と力を合わせて創り上げるからこそ達成感も大きく、自己有能感を感じることが出来ます。