教育再生会議の緊急提言

いじめ自殺問題の続発を受け開催されていた教育再生会議の緊急提言が発表されました。その骨子は、
・いじめる子を隔離(懲戒的)
・「見て見ぬふり」も加害者
・地域が社会総がかりで取り組む
・かかわったり、放置助長した教員は懲戒処分
などです。
いじめに対する根本的解決法は、一体どのようなことでしょうか。
罰を与えたりして、上から押さえ込もうとする姿勢では、なかなか解決されないように思えます。
これから、学校教育にわが子を送り出そうとしている親たちに、明るい将来を感じさせるには、どのようにしたら良いのでしょうか?


「いじめた子こそ来させてしっかり再生させるのが学校の役割だ」
    (渡辺美樹:ワタミ社長・再生会議委員)
「いじめる子が抱えるストレスに目を向けずに無理やりやめさせても、いつかもっと悪質な形で爆発する」
    (坪井節子:弁護士)
いじめる子どもの、だれかをいじめたいという気持ちはどこから来るのでしょうか?そのような気持ちにさせるものがあるからいじめるわけです。
親にとって、とりあえず目先で気になることとして、当事者になってほしくないという気持ちかと思います。
いじめっ子にしない為には、いじめようとする気持ちが起こらないような日々の生活が大切と言うことができます。
いじめられる子にならないようにする為には、どうでしょうか。いじめられやすい、標的にされやすいものを持たないようにすることが考えられます。
自分の意見をきちんと述べることができる子、しかも借り物の言葉(先生が言っていた、おまわりさんにつかまる、云々)でなく、自分の言葉で自己主張できることが大切かと思います。
これらのことは、口で言い聞かせても身につかない能力です。幼少期から、日々の生活を通して、様々な友達や、お母さんやお父さん方との触れ合い、係わり合いを通して育っていくものばかりです。
コミュニケーション能力の育っていない現代っ子だからこそ、また、多く見受けられるのかもしれません。幼児期からの育ちをきちんと援助してあげないと、うまく、社会で適応して生きていく人間には育ちにくいように思われます。

日々の様子

次の記事

ピカピカデー