感性やリズム感の育つところ

お誕生日の歌(ハッピーバースデーではありません。少しアップテンポのノリのよい曲です)を先生が流したら、楽しく踊ってくれました。Dancing1.jpg子ども達は本来踊ることが大好きです。好きな曲が流れると自然に体が動いてしまうのは、大人も子どもも同じですね。Dancig2.jpg


リズム感を育てるにはどうしたらよいか。外から教え込む方式では、なかなか本物の力とはなりません。借り物の力で終わってしまわないように、子どもの中から育つ力と環境から作用される力とをうまくミックスさせてこそ、すくすくと育むことができますね。Dancing3.jpgあまりに楽しそうに3歳児たちが踊っているものですから、5歳児のお姉さんもちょっと仲間入りさせてもらいにきました。Dancing4.jpg楽しい音楽と、手に持っている紐のついた棒と、先生の笑顔と、子ども達の「おもしろそう。楽しそう」という気持ちが合わさって、ステキな時間ができました。心のそこから楽しんでいる様子をご覧いただけたと思います。
こういうことの積み重ねが大切です。理屈ではなく、心で感じ、感じたままを表現する。それこそが表現です。この感受性や表現力が実は知性の土台にもなっています。このような意味からも、全人格的な発達が特に幼児には大切です。
幼児期の音楽的な、あるいは絵画造形的な表現はとても稚拙です。
ところが、その表現に隠された思いは、大人のそれをはるかに上回っています。ある意味では、大人以上のものを持っているといってもよいかもしれません。
ですから、余計に子ども本来が持っているものを大切にしてあげたいと思います。大人を超えて、さらに大きく伸びるために!!