サンタクロースへの手紙 ☆☆☆

12月に入り、街を行くとクリスマスソングが耳に入るようになりました。ジングルベルなどを聞くと、大人の私でさえ気分が高まり嬉しい気持ちが湧き上がってきます。
私が未成熟なのでしょうか?いや、成熟とは理性的であるだけでなく、人としての感情的な面、情緒的な発達も十分であると思います。知性と感性が共に作用し合い助け合い育ち合っていくものと考えられます。ちょうど、心と体の発達が同じように作用しあって成長していくように。
ところで、子ども達にとって楽しみなのはサンタクロースからのプレゼント!
どの子もどの子も夢を膨らませています。こんな純粋な子ども達の願いをかなえてあげたいものですね。
子ども達は、サンタクロースに手紙を書きました。PB210076.jpg


なんてかこうかなあ?サンタさんに思いを伝えるための文章を子どもなりに一生懸命考えています。相手に分かってもらうように考える力はとても大切です。自分の思いを伝えたくても、理解してほしい相手にわかってもらわないと意味はありません。PB210077.jpg伝えたいことがあるから、伝えたい人がいるから、初めて文字を書く意味が出てきます。逆に、伝えたいことや伝えたい人がいないのに書こうとしてもなかなかかけるものではありません。幼児の文字教育においては、文字の前の思いを十分に育てながら行う必要がありますね。PB210078.jpg年中さんも結構書いています。自分の思いを伝えるために一生懸命な姿は、とても微笑ましく忍耐力や努力しようとする心が育ちつつあることを感じさせてくれます。PB210082.jpg大事な手紙は願いを込めてポストに入れます。PB210090.jpgぼくたち私たちの願い、サンタさんにとどいてください!PB210102.jpgPB210104.jpgPB210107.jpgPB210108.jpgPB210109.jpgこんな子ども達の姿を見ていると、巷での大人の醜い姿が大変情けなく思えてきます。いや、私の至らないところも、同じです。考えさせられますね。子ども達には、美しい心のままでいてほしいと願うばかりです。