もうすぐ造形展 ☆

造形展に向けて、子ども達の制作意欲も日増しに高まっています。191105 造形展防火講話 001.jpgみんなで協力して一つの作品を作り上げています。相談しながら、それぞれのアイディアを出し合っています。いろんな人からのアイディアを交換することで、考える範囲を広げていきます。また、みんなでやる楽しさから、集中力も発揮し、充実感を味わいます。
風船を膨らませています。191105 造形展防火講話 002.jpg風船で遊ぶのかなと思ったら、失礼いたしました。作品作りに必要なものだったようです。こんなアイディアも、一人のものからみんなのものへと広がっていきます。育ち合い学びあいの場面がたくさん見られます。
自分にないアイディアや考え、実行力を持つお友達の姿から相手を尊敬する尊重する姿勢が生まれます。お互いに良いところを自然に認め合い、自然にお互いの大切さを感じるようになっていきますね。


一生懸命塗る人、意見を言う人、考える人、会話が弾みます。191105 造形展防火講話 004.jpgこれは、一体なんでしょうか。子どもたちは真剣にやっていますね。10日をお楽しみに!191105 造形展防火講話 006.jpg大きな段ボールのパネルに、子ども達が思い思いの絵を描き始めました。これも一体何になるかは、お楽しみです。191105 造形展防火講話 008.jpg段ボールを丸めたり、高い棒になにやら細工をしています。191105 造形展防火講話 009.jpg丸めた段ボールを立ててその中に入っています。このような使われ方をするために作られたかどうかは今のところ不明です。191105 造形展防火講話 010.jpgトイレットペーパーの芯と割り箸を使って、なにやら細工をしています。191105 造形展防火講話 011.jpgこの子達は大きな包装紙を広げて何やら考え込んでいました。191105 造形展防火講話 012.jpgまだ、この段階では皆目見当がつきません。191105 造形展防火講話 014.jpg一人で、真剣に取り組んでいます。一生懸命考えながら、自分の頭の中にあるイメージに近づけようと制作に取り組んでいます。考える力や集中力の源は、このようなところから醸成されていきます。191105 造形展防火講話 015.jpgまた、手先の巧緻性も高まります。一生懸命手指を動かすことが大切ですね。もちろん、楽しいからどんどん頭のイメージと手指の動きが連動して発達していきます。
共同の活動の中で学び育つものがあり、個人的に取り組む中での気づきや発見や学びがあります。また、大人からの提示や援助を受けながら子どもは様々な力をフルに動員し、組み合わせ、目の前の課題に立ち向かっていきます。それは自発的であるがゆえに尊く力強く、興味関心があるからこそ発達に寄与するものです。
造形展当日は、子ども達の作り上げた不思議な世界をお楽しみください。作品から子ども達の頭の中に作り上げたイメージの世界を創造してみてください。それは、果てしなく明るい未来に向かって開かれている。そんな気持ちを感じていただければ望外の喜びです。