お散歩デー ☆☆☆

園では、遠足以外にも園外保育を行なうことがちょくちょくあります。この日は、待ちに待ったお散歩デー!新しくできた碧南の臨海公園に出かけました。210424 お散歩デー 011.jpgとても広いところです。子ども達は、きっと誰もが大好きになる場所だと思います。210424 お散歩デー 007.jpg


年長さんが先発隊で出発しました。年少さんは、早く僕たちも行きたいなとバスを待ちます。目的があると強いですね。誰もこの集団から脱走しようとか、乱すような行動を取る子どもはいませんでした。子ども達みんなの頭の中は「早く、バスこーい!」210424 お散歩デー 001.jpgそりすべりです。自分がすべらないのに、お友だちが滑れるようにボートを押してあげることを楽しんでいます。210424 お散歩デー 006.jpg足つぼマッサージの回廊です。210424 お散歩デー 012.jpg石で足の裏を様々に刺激できるように作られています。210424 お散歩デー 014.jpg「イテテ、イテテ」と言いながら歩く子もいます。210424 お散歩デー 017.jpg「う~ん。これは効くぜ!」210424 お散歩デー 018.jpg子ども達は、どんなことにも挑戦したくてたまりません。わざわざこんな細いところにのらなくてもと思うのですが、これが楽しいんですね。210424 お散歩デー 019.jpg最初は、「先生、手を持って」、と言っていたのが、だんだん一人で挑戦するようになりました。210424 お散歩デー 021.jpg何度も何度も挑戦するのです。女の子たちも飽きずに何度も何度も挑戦していました。そして、とうとう誰の手も借りずに、不安定な場所でバランスを取って立っている事ができるようになりました。210424 お散歩デー 023.jpgだから子どもは成長するのです。楽しそうだから挑戦する。わくわくドキドキするから楽しいのです。今、自分が持っている力でできるであろうことよりもちょっと難しいことに挑みます。「できるかもしれない」そんな思いを持つ子ども達はグングン成長していきます。
幼児期に育てるものとして、このように自分からいろいろなものに働き掛ける、挑戦してみようとする気持ちも大切だと思います。それは、経験がないとできません。いくら頑張りなさいと言っても、やればできるからと周りが言ったとしても、本人ができるかもしれない、やってみようかなという気持ちにならなければ何もできません。
自ら課題を設定し、挑戦し、それを乗り越える喜びをたくさん経験することが大切だと思います。
トランポリンのように跳ねて遊べます。子ども達の心も、大きく弾んでいます。表情から分かりますね。210424 お散歩デー 026.jpgタイミングがずれて、みんなが「およよっ!」と崩れ落ちてしまいました。でも、それがまた楽しかったみたいです。笑い声がさらに大きくなりました。みんなの笑い声が響きあって、心と心が響きあっている様子が伺えました。一人ではなくて、お友だちと響き合えるから、より一層楽しいのです。210424 お散歩デー 029.jpg
ただ、遊んでいるだけではなくて、いや、遊んでいる中で子ども達は自分を成長させていっています。たくさんの心が動かされる体験が豊かな心を育みます。