こころの声  ☆☆

「夜回り先生」水谷修先生が、中日新聞に”明日を求めて”を連載されています(毎週月曜日掲載)。悩む子どもや若者達へのメッセージですが、子育てにもヒントとなる教えがたくさんあります。
今回は、私たちが持つ三つの声を挙げられています。「からだの声」「あたまの声」「こころの声」です。
「からだの声」とは、本能的な欲求です。
「あたまの声」とは、理性のようなもの。
「こころの声」とは、自分のこころの動きによるもの。のようです。
水谷先生は、「こころの声」を大切にし、それに従って生きようと述べられております。
私たちは(いや、立派な皆様は違うかもしれませんが)、深く考えずに軽挙妄動することもあります。「あたま」では、分かっているのだけれど・・・、というようなことも、ままあります。


「こころ」で納得して行動することが大切だということなのですが、自分の良心に従ってということもできると思います。あるいは、相手の立場や思いを大切にしてとも言えるかもしれません。
とはいっても、自分の良心がどうかと問われると不安になるのは、まだ人間ができていないからでしょうか。
「こころ」は、感じたり考えたり意志したりすることの積み重ねでできてきます。ということは、子ども達と日々接する私たち大人のあり方が、子どもの「こころ」の成長の質に大きな影響を与えていると言えます。
自信を持って良心に従って、自分の「心の声」に従って、と言えるように「こころ」を磨いていきたいものだと思います。