楽しく生活できるようになってきました !!
入園してから2週間ほどが経ちました。先週の後半の様子をお知らせします。年長さんは、年少さんのクラスで小さな子の面倒をよく見てくれています。ボタンをはめてあげています。年少さんも、お兄さんやお姉さんに面倒を見てもらい、安心しています。
一緒に歌を歌っています。
大勢で歌うと、とっても楽しいですね。お兄さんやお姉さんに励まされて、だんだん大きな声が出るようになってきました。お兄さんお姉さんと一緒の大きな輪ができました。
おやつの時間になりました。おやつも年長さんが面倒を見てくれています。
外の砂場遊びも楽しめるようになって来ました。
ご飯を作ったり、穴を掘ったり、道を作ったり、思い思いの活動をしていますが、この中から、仲間として意識する気持ちが芽生えてきます。
保育室でも、年長さんが年少さんと遊んであげていました。
年長さんは、毎年恒例の「標識探し」に出かけました。
こんなの見つけた。あんなのがある。などと言いながら、私たちの生活環境の中にある標識を探します。
標識は、私たちに対するメッセージです。何を伝えたいのか、伝えることによってどうあるべきなのか、社会のルールとは一体どういうことなのかを感じ取っています。
お地蔵さんのところにやってきました。どうして、こんなところに作ったのか、作った人の思いを受け止める、その気持ちに思いを馳せる、そんな心の動きが大切な時期ですね。
幸せ地蔵尊と書かれたのぼりが風になびいています。みんなみんな幸せになってほしいものです。
川に泳いでいる鯉を見ています。この時期、50~60センチはありそうな立派な鯉がたくさん泳いでいるのを見ることができます。
ルールというものを感じたのでしょうか?自主的に横断歩道を渡るときには手を挙げていました。理屈で教え込むのではなく、情緒的感覚的な理解がこの年齢には必要ですね。
菜の花ロードは、通るだけで気持ちのいいものですね。やっぱり、自然の中にいると心が洗われます。子ども達の顔も「う~ん。なんだかいい気分}
「私たくさん見つけたよ」 「私もほら、見て」
この日は、とても暑い日でした。幼稚園に年長さんが帰ったら、年少さんが裸ん坊で遊んでいました。気持ちよさそうですね。
私たちは、私たちのご先祖様が作り上げてきた理屈の世界に生きています。ですから、様々な法律やルール、道徳に従って生活しています。それは、皆が幸せに安心して安全に暮らしていくために必要だからです。
今のルールは、この今の時代に沿ったものです。時代が変わればルールも変わっていくことでしょう。こうすべきであると言うことを押し付けたりするのではなく、なぜそうなのかを考えることによって分かる本質的理解をできるような援助が大切であると考えます。
生きるということは、優しさってなんだろう、幸せってなんだろう、友達って何だろう、生きるって何の意味があるんだろう、そんな哲学的なことも含めて、考えながら、試行錯誤しながら、生活を積み重ねながら、人生を自分自身で作り上げていくものではないでしょうか?
両親からいただいた、このかけがえのない命を、自分を含めて多くの人の幸せのために使うことができるような、前向きで社会的な心を育てて生きたいと思います。