もうすぐ運動会
子どもの気持ちを高めていくためには、ときどきテンションを緩めてあげることも大切です。子ども自身も予行演習で頑張ったテンションを無意識のうちに緩めて、新しい遊びに没頭します。

先生も一緒になって、何かを作っています。








おやおやこんなかっこうで















女の子達が何人か集まっています。何をやっているのかと思ったら、スロープ下を覗き込んでいます。
何があるのかなと思い近づこうとした瞬間、一目散に駆け下りていってしまいました、
そうして、しばらく下園庭でまどろんだ後、上園庭に向かって
駆け上がってきました。
とても楽しそうですね。
そこには。子どもなりの理屈があるのでしょうが、大人には分からないことでしょうね。みんなで「わーっ」と一緒に走ることが楽しいのです。子どもの言動を理屈で理解しようとするところに無理がありますね。子どもは理屈で生きているのではなくて情緒で生きているから、情緒で理解してあげないと理解不能ですね。そして、同じような行動をすることで共感的理解をする努力をすることで子どもの世界が仄見えてくることでしょう。
木登りをしています。となりのゾウさんの上でも立ち上がっています。
危ないからと禁止するのも必要なことかもしれません。落ちてケガをしたらどうするんですかと非難の声を浴びそうですが、そんな責任逃れの事なかれ主義の子育てが、ひ弱な日本人の子どもを育ててしまったのではないでしょうか、数年前にありました某教育関係出版社の調査の結果は衝撃的でした。当時も一部有識者の間では大変に問題になりました。外国の少年少女に比べて、日本人の子どもの自己肯定感、有能感、パイオニア精神の低さは顕著でしたね。安定志向の日本人、寄らば大樹の陰、公務員志向、そんなひ弱な人間ばっかり育てても日本という国を引っ張っていける人間が育つのか?いや、そんなことは関係ない、生活が安定しないと何も出来ないじゃないかと言う意見が出ても不思議ではないでしょう。わが子には苦労させまいと思う親心は決して責めることは出来ません。自分の命を削ってでも子どもの幸せを願う尊い親の心に勝る美しい心はないでしょう。それはそうです。ただ、その方法をよく吟味しないとまずいのではないのでしょうかということがちらほらと散見されます。
子ども達は、日々さまざまなことに挑戦し自分の力を確かめています。それを肯定的に捉えるか否定的に考えるかで結果が異なってきそうだなと考えられますね。
三輪車に乗り始めました。何人かが乗り始めると面白そうだと思った子ども達も乗り始めます。
自転車で走り回る子どももいます。
自分が乗れる三輪車が見つからなかったのか、友達の背中を押しています。
押すほうも楽しそうですし、押してもらっている方も楽しそうです。
子ども達は、思いっきり体と心を動かして物や人に関わっていっています。そのときの反応から様々なことを学び取っています。