ご入園おめでとうございます
入園、進級おめでとうございます。子ども達は、一つ大きくなったことに誇りを感じているようです。気持ちの持ち方で、人間は大きく変わります。
さっそく、砂場は大人気です。入園してすぐ翌日でも、年少さんはお砂で遊んでくれました。自然の持つ魅力はすごいものだと感じます。
「ブランコ、たのしぃ~っ!」砂場でないところでもお砂遊びです。楽しそうに会話しながら遊びが続いていました。「車は、気持ちいいよー」ジャングルジムに挑戦です。一人では怖いけれど、二人なら頑張ってしまいます。友達の存在は、子どもにとってとても大切です。響き合い、かかわり合い、影響しあって育ち合います。集団生活の大切さは、こういうところにあります。手をつないで走ることが気持ちいいし、楽しいのです。目的地は、走っていったところです。じっくりと腰を落ち着けてなにやら話し込んでいます。笑顔が見られるので、楽しいお話なんでしょうね。年中さんになると、一人で遊んでいる事はまれです。必ず誰かと一緒ですね。押す方も押してもらう方も楽しいのです。入園して二日目の年少さんでも、一緒に楽しんでいました。これからもいい友達でいてくれると嬉しいですね。お天気がとても良かったので、年少さんは外でおやつのパンを「ガブリッ!」と食べていました。初めて教育施設に通う子ども達。環境の変化に戸惑うこともあることでしょう。お母さんがいないことに気づいて泣けてしまうこともあります。友だちとオモチャの取り合いをすることもあるでしょう。
でもね、一つ一つが成長のための貴重な体験なのです。プラスばかりの世の中ではないのです。マイナスの気持ちになることも経験する必要があるのです。親としてはついつい転ばぬ先の杖を出してしまうのですが、でも、転んだ方が学ぶことが多いのかもしれません。多少痛くて恥ずかしいかもしれませんが、より良い成長のためには、マイナスの経験の中からもたくさん学ぶことがあります。
前向きに生きている中で、様々な出来事に出会い、自分なりに対応し進むことが生きるということです。子どもには子どもの命を生きてほしいと思います。どの子もどの子も光り輝く素晴らしい命の持ち主ですから。
子ども達が自分らしく生きる援助に心がけたいと思います。本年度も、皆様よろしくお願い申しあげます。