お散歩デーに行ってきました ☆☆
新年度になって初めてのお散歩デーです。バスを待つ間も子ども達は、ウキウキワクワクです。幼稚園バスに乗り込みました。おりこうさんにしています。でも、やっぱり嬉しさがあふれ出てしまいます。
行き先は、碧南市の臨海公園です。園にはない遊具がたくさんあり、子ども達は大喜びです。さっそく大きな鉄棒にぶら下がりました。「ぶらぶら揺れてきもちいい」「ちょっとたかいけど、怖くなんかないよ」子ども達は、挑戦意欲満々です。
大きな雲梯に挑戦です。「先生、怖いから足持ってね」「大丈夫、しっかり持ってあげるわ、ほら」バランスをとって一本橋を渡ります。「このがたがた道は、なんだ!」足の裏のつぼを刺激するコーナーです。(若い子どもにはあまり必要がないかな?)恐る恐る、感触を確かめながら歩いています。「おっと、これはなんだ!」『涓滴(けんてき)岩(いわ)を穿(うが)つ』(水の滴りも、長い年月をかけると、固い岩にも穴を開ける)のことばがありますが、「子どもの好奇心、岩をも穿つ」と言ってもいいかもしれません。子どものあくなき好奇心は、素晴らしいものです。発達の原動力ですね.何が入っているんだろうと、くぼみの砂をほじくり返しています。とことん、ほじくりかえしています。結果よりも過程が大切ですね。お昼は、お母さんの作ってくれたおいしいおにぎりです。外で、みんなで食べるととてもおいしいですね。しかも運動してお腹がすいているので、食欲旺盛です。「ママの作ってくれたおにぎり。ほら、おいしそうでしょ」お弁当を食べたら早速新しい遊具にとびつきます。「ぼよんぼよん跳ねて楽しいよ」ふかふか山も大人気です。碧南市の日進小学校の5年生の子ども達も遊びに来ていました。飛んでも跳ねても転がってもすべっても遊べる不思議で楽しいお山です。小学校のお兄ちゃんたちが、上手に遊んでくれました。幼稚園の子ども達も大喜びでした。昔は、ご近所で小さな子は大きな子達に守られながら遊んだものです。そこでは、お互いの信頼関係はもちろんのこと、いたわりや優しさの心もそだちました。小学校の先生、このお兄ちゃんたちの保護者の皆様、大変ありがとうございました。とてもすばらしい心を持った子ども達ですね。縄のトランポリンでも一緒に遊んでくれました。お兄ちゃん、すごい!おっとっと、サルも木から落ちる。ユーモアのセンスもたっぷりです。ここのそりすべりは、よくすべって、とても気持ちが良いです。「あー、気持ちよかった。次の人、どうぞ」教えなくても、十分に満足すると人に譲ることができるみたいですね。噴水のトンネルです。「わあ、なんだか水が落ちてきて濡れそう」「あれ、全然濡れてない。ふしぎだなあ」「ちょっと、触ってみよ」「結構強く出ている」触らずにはおれないのが子ども達です
。感覚的に理解したこの経験は、大きくなってからの思考に役立つことでしょう。今は、たくさんの経験から、具体的な事象を感覚的に理解しため込む時期ですね。こういう積み重ねが後で伸びる力の元となっていきます。幅広く、具体的な体験。しかも、心が揺り動かされるようなものでありたいものです。
発達には、将来のための貯金も必要です。今の目の前の力にこだわりすぎず、教育の体系全般を見渡しながら、その時にしかできない経験を積み重ねることが大切ですね。