「ママのおひざ」おはなし会 ♪♪
「ママのおひざ」のお話し会がありました。
「ママのおひざ」は、絵本や紙芝居の好きなお母様方が集まり、自主運営されているグループです。絵本の情報交換をしたり、園で図書コーナーの整理やお話会を開催し、子ども達に豊かな心の育ちを援助する活動を行っています。子ども達も、お母様方の演技に思わず引き込まれています。
大型絵本の朗読です。いつも元気な子ども達も、真剣に見入っています。「静かにしなさい」とか「ルールを守って・・・」などと、子ども達に口うるさく言わなくても、子ども達はきちんとできます。相手次第でこんなにも変わるんです。大人の思い通りでない子どもを叱るよりも、大人の思い通りの子どもでいられるような大人のあり方を考えることが大切ですね。もっとも、子ども達は大人のために生きているのではなくて、周りの環境に適応しながら自分らしく生きているだけなのですが・・・。
お母さん方の熱演に、見ている方も楽しくなってしまいます。もちろん、演じているお母様も楽しそうです。このときに使ったかごは、今でも子ども達が担いで遊んでいます。もちろん、おサルの籠やの歌を歌いながら楽しんでいます。
BGMは、職場体験の中学生たちとお母様方です。きれいな声を披露していただきました。チャイルドルーム2歳児の子ども達も真剣です。次は、大型紙芝居です。それぞれの役のお母様が、台詞をしゃべります。舞台では、中学生も手伝い紙芝居を操作します。終わりの挨拶です。心からの暖かい拍手が送られました。お母様方、ステキな時間をありがとうございました。子ども達は、とても満足した様子でしたね。心が温かいもので満たされたので、心なしか子ども達が落ち着いてみるのは私だけでしょうか?ホールから子ども達が出るときに、お母様方からプレゼントが手渡されました。「こんなのもらっちゃった。いいでしょ!」「私たちだって、こんなにきれいなものもらっちゃったんだから」
人が人として育つためには、様々な関わりが必要です。様々な物や人や事柄などとの関わりにおいて、一つずつ具体的なイメージを蓄積して行っています。たくさん具体的イメージが蓄積されると、抽象的思考も可能になり、いわゆる知性と言うものが発揮されるようになります。
その意味からも、この時期の子ども達にはひとつずつの物や人や事柄などと丁寧に出合わせることが大切となります。