子育て座談会を開催しました ☆
子育て座談会を開催しました。参加していただきましたお母様方には、心より御礼申し上げます。笑いの絶えない楽しい会でした。講師の新井先生も2人のお子様の子育て経験者ということで、教育学者としての立場と母親の立場から、たくさんの示唆に富んだお話をいただきました。子育ての方法如何ではなく、親のありかたについての発言が多かったように思います。子育てにおいて大切なのは、その手段や方法ではなくて、親も含めた子どもの周りの環境であり、結局は、親の生き方のポリシーが良きにつけ悪しきにつけ、多大な影響を与えています。
ともすると、子どもに要求ばかりしている自分に気づくこともあります。子どもは、親の所有物ではありませんし、ペットでもありません。自分の考えをきちんと持った独立した個体としての人間です。でも、愛するがゆえ、心配のあまり、つい、いらぬおせっかいを焼いてしまうのが親心というものでしょう。それはそれで否定すべきものではないと思いますし、それらも含めたよりよい楽しい親子関係が構築できるとよいですね。理想に近づこうと努力するというよりも、心の通い合うすてきな関係を作ることのほうが大切なのかもしれませんね。子育ては、理屈ではなくて、もっともっと情緒的であってもよいのではないでしょうか。
子育てに、正解やノウハウは存在しません。日々悩みながら、考え考え子どもの心と向き合っていく作業です。時には愚痴をこぼし、憂さ晴らしをしながら、大人も心の健康を保ちながら生活を楽しむ余裕も必要ですね。また、次回開催の折には、是非御参加下さい。楽しく有意義な時間を共に過ごしましょう。ご協力ありがとうございました。