☆ お泊り保育に行ってきました ♪
お泊り保育に行ってきました。写真はキャンプファイヤーを楽しむ子どもたちの様子です。お母さんと離れて泊まれるのか、大丈夫だろうか?家族の方のご心配はいかばかりであったことでしょうか?ご心配おかけしました。でも、ご安心ください。子どもたちは、立派に自分たちで生活してきましたよ。
集合時間が近づき、子どもたちも集まってきました。うきうき気分の子どもたちです。かたや、心配で今にも子どもの前に駆け出さんばかりのお母様方です。母の愛は、かようにも尊くありがたいものです。手が届かなくなってゆくわが子に、心だけはどこまでも寄り添ってくれています。大変美しい光景です。
整列しました。
先頭さんは、イエローキャップのグループのリーダーさんです。立候補とみんなの信任を得て就任しました。初仕事に、少し照れながら緊張気味です。最後尾は、グループの旗を掲げたサブリーダーさんです。サブリーダーも、立候補とみんなの信任さらには、リーダーさんの指名によって決定されています。先生が、リーダーさんたちを選ぶことは、簡単で間違いが少ないかもしれません。でも、それでは子どもたちの貴重な体験を削ってしまうことになってしまいます。小さいとはいえ、一人前の人間として扱ってあげることが自尊感情や自立心を醸成していくことにつながると考えます。大人にとって都合がよい見栄えがよいということではなく、泥臭くても一歩一歩自分の足で歩き人生を作っていく経験を積み重ねることで自律心も養われると思います。がんばれと応援されるからがんばるのではなく、なりたい自分、そうありたい自分があるからこそ、そこに向かっていく勇気や活力も生まれてきます。
いよいよ出発です。子どもたちは、元気にお母さん方に手を振ります。それに応えて、お母様方も仕方なく(?)、ついていきたい気持ちを抑えて、涙がにじんでくる眼を乾かさんばかりの笑顔を作って、子どもたちに声かけをしてくれました。きっと、こどもたちもお母様方の笑顔とお声に勇気をもらったことでしょう。何かあったら、困ったときには必ず自分を助けてくれる、守ってくれる存在があることで、人間は勇気を持って前に進むことができます。バスの窓から必死で手を振るお母様に子どもたちも嬉しさと不安と半々にいりまじった表情を見せています。子どもたちの乗ったバスが動き出しても、お母様方は手を振ってくれています。子どもたちも見えなくなるまで手を振っていましたよ。親子のつながりの強さに感動させられる場面でした。少し走ると、子どもたちも落ち着きを取り戻してきました。カメラを向けると笑顔で返す余裕も出てきましたよ。