暑くても外は、大好き!

今年の夏は特別に暑いです。
気温や子ども達のようすをみながら、外にくり出しで行きます。
中園庭の流れる川が大好きです。

園庭の木の葉っぱを取って流しては、追っかけて喜んでいます。
どの子も大きくなり、小さな子が、川で何かを流し「流れてる!」といって喜ぶ、こんな光景に、「自分もやったなぁ!」と思います。
皆さんも一度は経験のある事だと思います。

「思いついた事は、なんでも良いからやってみよう!」が、この時期に必要な体験です。
子どもの遊びに失敗はありません。全ての活動が発達のための得がたい体験です。
上手くいくいかないは結果です。もちろんうまくいったほうが良いには決まっていますが大切なのは過程です。

ブランコを漕いで、お腹が空っぽになってしまうような事、数人がタモ片手にトンボや蝶々を追っかけて人に取られて泣けてしまう事、悔しい思いをすることも、豊かな心の発達には必要なことです。
よく見てみると、キャッキャッ遊んでいるだけに見える子どもの活動にも発達の意義を感じる内容がたくさん含まれています。
友だちと相談したりお願いしたりして自分のやりたい活動を実現しようとしています。
交渉したり、折り合いをつけたりして、自分だけでなくお互いが楽しく遊べる方法を考えたりしています。
教えられるからではなく、実際にやってみたからこそわかることがたくさんあります。
日々の生活を通して子ども達は育っていきます。

教育学者であったペスタロッチは、生活が陶冶すると言って、子どもの遊びや生活の中にこそ発達の芽が潜んでいることを示唆しました。

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