【年長 すみれ組リレー~本番までの道のり~その2】

自分達で決めた、運動会紅白対抗リレー。
本場までのプロセスが、いかに子ども達自身で育ちあっているかの、いかに自分で考え、友達お協力し合い、目的に向かって前に進もうとする姿勢、人生を創造していくために一番必要な力です。
今すぐに役に立つ、立たないではなく、長い人生を見通して必要な力を今。育てておくことがとても重要です。

リレーのチーム替えをして、走りました。

<1回戦>
白チームの勝ち!!
白チーム「やったぁーーー!!」
赤チーム「・・・えーー。。。」俯く

先生がチームごとに集まるように声をかけました。
白チームは嬉しさのあまり、ぴょんぴょん跳び跳ねて、ご機嫌で集まり「イェーイ!!」
しかし、一緒に喜んでいた先生が言った、次の一言でこどもたちの顔つきが変わりました。
「先生ね、これをしたら次も勝てるって思うところ見つけた!」
「…おれも!!」
「……わたしも見つけた!!」
先生「じゃあ、教えあっこしようか!」
「待って!!(小さな声で)ここだと向こうのチームに聞こえちゃうから、あっちに行こう!」(Success Guy)
こどもたちから、上がった意見は、

  • 転んだ後の走りだし(走る)
  • 走るフォームについて!!

一方負けたチームは、喜ぶ白チームを横目に、「…よし、作戦会議しよう…!」と次に向けての話し合い。
先生の「悔しいね。どうしたら早く走れるかな?」の声に、走るのが得意な子が立ち上がります。
「足を遠くまで動かして、腕をいっぱい振るんだよ!!」
バトンの上手な渡し方についても、「こんなかんじ!」実際に走りながらチームの仲間に伝えます。
どちらも目の付け所、素晴らしいです!

<2回戦>
赤チームの勝ち
「やったー!作戦、大成功!!」