♡もうすぐ造形展♡

造形展を2日後に控え、制作も仕上げの段階です。今年のテーマは「キャンプ」!森の中の素敵なキャンプに子どもたちの夢は膨らみます。子どもたちがあこがれるキャンプを少しのぞいてみました。

階段下に案内板がつけられていました。子どもたちが一生懸命文字を書いた後が伺えます。何をどうやって書くとお客様にわかってもらえるか、相手の立場になって考え、子どもなりに丁寧に書きました。

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人に思いを伝えるための道具として文字があると言う事、また、それを使うと生活にとても便利であることを活動を通して学びました。こういう覚え方をすると忘れないですね。キャンプ場入口の立て看板です。(言葉は思考のための道具としても使います)

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ホールに入ると森が広がっています。自然の空気がいっぱいです。

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自分の行きたいキャンプ場のジオラマが並んでいます。年中さんが、自分の行きたい素敵なキャンプ場をイメージして作りました。それぞれの思いがあり見ごたえがあります。

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渓谷の深淵さが伝わってきます。

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釣堀がありました。休んでいたら友達に叱られました。

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何かの看板用に文字を書いていました。1文字1文字も文字ですが、伝えたい内容を表わす文字の集まりが子どもにとっては大事な言葉であり文字ですね。つまり、意味のある言葉であり文字と言う事です。1文字1文字は単なる記号ですがそれが集まることにより、言葉として意味のある存在になります。

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矢印もひらがなも記号ですが、うまく組み合わせて使うことにより、人に分かりやすく伝えることが出来ます。こういうことを考えることは、言葉を使いこなうという点でとても大切な思考経験です。

 

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不思議な「ムシ」を発見しました。ナウシカの「腐海」に迷い込んだようです。年少の子どもたちのオリジナル「ムシ」です。どれも愛嬌があってかわいいですね。(腐海は瘴気を出して人間が住めない場所でしたが、実は空気と水を浄化していたのでした)私たちの心も、子どもたちの作品の温かさに触れ、浄化されるようです。

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さて、お子様の作品はどのようなものでしょうか、当日をお楽しみにしてください。

子どもの制作活動に上手も下手もありません。大切なことは、自分なりのイメージを表現できているかどうかと言う事です。作品を見ていてうれしく思うのは、どの作品も表情があり優しく温かさが伝わってくることです。子どもの心が満たされている証拠ですね。子どもがその存在を善として認められ、温かいまなざしに守られて、稚拙な技術ながら一生懸命自分のイメージを形にしようと頑張った結果です。お手本通りではなくて、子どもが自分なりのイメージを表現しているところが尊いですね。

様々に想像する経験は、頭の中で色々なものを操作するためにとても大切です。操作するとは少し乱暴ですが、考えると言ってもいいでしょう。考える力の源を育てることがこの幼児の時期に大切ですね。