お兄さんお姉さんとの交流 ☆

新年度が始まり、新入園児たちも徐々に園に慣れつつあります。でも、まだまだペースを作るところまではいきません。
そこで、年長のお兄さんお姉さんに年少のお部屋に来てもらい、一緒に遊んだり、歌を歌ったり、おやつを配ってもらうお手伝いをしてもらうことになりました。200411 年少年長交流 032.jpgカメラを向けたら、いきなり笑わせてくれました。このお姉さんたちは年少の保育室の一角にいすでスペースを作り、小さな子たちに絵本を読んであげてたりしていたのでしょうか。出してある絵本は、なるほど小さな子が喜びそうな絵本が選んでありました。
5歳でも結構分かってる!!
つい、細かいことまで大人は指示してしまいがちですが、子どもなりに考え小さな子をいたわり、安心させてあげています。


ゼリーのおやつの日でした。年長組の先生が配ってあげてと言っただけなのですが、子ども達の中から、「ふたも取ってあげたほうがいいんじゃない」と言う声が出て、みんなでふたを取ってあげているところです。200411 年少年長交流 035.jpgふたを取っていたら、袋に入っていたスプーンも袋から出してあげようよと言う声が子ども達の中から出て、すぐ、小さな子たちがゼリーを食べられるような援助をしてあげることができました。
みんなで食べるとおいしいですね。みんなニッコニコです。200411 年少年長交流 038.jpgお姉さんたちも、小さな子の役に立てて、満足満足!!200411 年少年長交流 039.jpgちょっと時間があったので、園のすぐ横の川にちょっぴりお散歩に出かけました。200411 年少年長交流 042.jpg菜の花の黄色と緑が素敵ですね。川面を渡る風もさわやかです。自然はいいですね。文字通り、心が洗われるような気分がします。
子ども達は、様々なかかわりの中で、子どもなりに感じ、考え、行動し、そしてその結果について、何かしら感じながら、次の関わりに生かしていっています。
この時期は、正しいこと、あるいは大人が望む行動を教え込んだり指示したりして、分かっているできていると判断するのではなく、子ども自らがそのようにしたほうが良いと感じたり考えたりする経験をたくさん積むことが大切ですね。