お泊まり保育に行ってきました。Ⅱ(県民の森:モリトピアあいち)
川遊びで疲れて、お昼寝をしたらお腹が空きました。夕食は、レストランさんと綿密な打ち合わせの下に調理された特別メニューです。
チームごとに集まって、いよいよ夕食です。
仲間と一緒に食べる食事は格別です。何て美味しいのでしょう。特別な場所で特別な雰囲気で食べるから美味しいのでしょうね。驚きました。ほとんどの子どもが箸を使って食事をしていました。上手にから揚げを掴んで食べる姿を見ていると、目頭が熱くなりました。子どもたちは、日々箸と格闘してきたのですね。何でもそうですが、毎日毎日の少しずつの積み重ねが、大きな成果を生みます。あきらめずに子どもたちに働きかけ、出来たことをほめ、出来ないことも挑戦しようとする気持ちを認め応援してきた先生たちの毎日の小さな努力の結果ですね。どんなことでも、魔法をかけるように一足飛びに成し遂げられることはありません。日々の子ども自身の努力の積み重ね、そして先生の温かい励ましや援助の結果ですね。
食事がすんだら、お待ちかねのキャンプファイヤーです。羽根飾りをつけて準備完了です。
暗い夜に外へ出るのは、ちょっぴり怖いけれど、少しわくわくします。キャンプファイヤーって何だろう、どんな楽しいことがあるのかな?と、ドキドキしながらもワクワクして外へ出てきました。
ファイヤー場についたら、まずは酋長にご挨拶です。
インデアンの挨拶は、「こんばんは」は「ハオ」、「おはよう」も「ハオ」、「こんにちは」も「ハオ」、要するに全部「ハオ」です。便利ですね。ファイヤーの組木の周りに集まった子どもたちの中から代表さんが、火をつけます。この火は山の女神が持って降りてきたのを酋長が受け取り、それを子どもたちに分配したものです。
ファイヤーに火がつきました。
さらに大きく燃え上がれと「もえろよもえろ」をみんなで大きな声で歌います。
ファイヤーの火が大きくなり、周りを明るく照らし出したところで、楽しいファイヤーの始まりです。様々なスタンツや歌の出し物で楽しい時間が過ぎていきます。
火が少し衰えてきたので、ファイヤーの火を子どもたち一人一人が持つキャンドルに分け与えます。
自分のキャンドルに火が灯ると、普段は元気いっぱいの子どもたちも心なしか神妙な面持ちになりました。自分の命を守り育ててくれたお父さんやお母さんに、そして自分を取り巻く自然や友達などすべてのものに感謝し、静かにキャンドルの火を消し、ファイヤーを終了としました。
帰りは、ファイヤーロードを通って帰ります。この道は、子ども達の明るく輝かしい未来へと続いています。
楽しいキャンプファイヤーが終わったところで、みんなで一緒に記念撮影です。チームごとに撮りました。
宿泊室に戻ったら歯磨きをして、お休みの挨拶のために布団に座ります。おやすみなさいを先生として、就寝に入ります。しばらくはがさごそしていましたがこの日のアクティビティで疲れたのか、しばらくすると全員が小さな寝息を立てて夢の世界へと旅立って行ってくれました。楽しい明日のためにもぐっすりと眠ろうね。寝顔のこどもたちは、皆天使です。こんなかわいい子どもたちの命を預けてくださった保護者様には感謝至極です。
家でやっていない子もみんなにつられて、つい。
はしゃいだりおりこうさんになったり。