2学期最後のファミリークラス
本日が、2学期最後のファミリークラス(預かり保育)最終日です。少し気温は下がりましたが、子どもたちは元気いっぱい外で遊んでいます。みんな生き生きといい顔をしています。子どもたちは何にでも興味関心があります。特に、大人がやることには、手伝ってあげると言って、入れ替わり立ち代り子どもたちがやってきます。ほうきで掃き掃除をしていたら、年長のSちゃんが、汚れているところをデッキブラシでこすっていたら、年少のMちゃんが手伝ってくれました。上の写真は、園庭の穴埋めをしようと一輪車に砂を積んでいたら、何人かが手伝いに来てくれたところです。
この子は、朝少しの時間先生に後ろを持ってもらうだけで、すぐに一人で乗れるようになりました。やる気になったときは早いですね。年少さんは、こんなに寒くてもお水が大好き。プレイハウスの中をきれいにするんだと言って、せっせと水を牛乳パックに入れ運んでいました。年少の女の子たちは、砂場で遊んでいました。クリスマスのときに食べたケーキを思い出して作ってみたり、お饅頭を作ったりしていました。螺旋滑り台では、年中さんたちがわいわいやっていました。年長さんはサッカーです。もう、この年齢になると、2つのチームに分かれゲームを楽しみます。成長したなと感じる一コマです。周りのことに左右されず、自分たちの遊びに没頭しています。シュートを放つフォームも毎日のようにやっているからかバランスがとれきれいです。自発的に楽しく遊ぶ中で、子どもたちはルールの大切さを覚えたり、お互いを理解しあう大切さを学んでいます。社会規範や人間関係は教えただけでは身につきにくいものです。生活の中で、実際の場面を通して、その意味や相手の心情を感じながら学ぶことが大切で、そのような場面での保育者の適切な援助や指導が子どもたちを理解や納得へと導きます。
いわゆるしっかりした子どもというのは、自分で感じ、自分で考え、自分で決定し、自分で行動し、その結果には自分で責任を持つと言う態度が育っています。それが、後伸びする力、自分で自分を伸ばすことができる力へとつながっていきます。10年後、20年後幼児教育の成果が現れます。