プラネタリウム見学
安城市のプラネタリウムに年長児が見学に行ってきました。何でも見てしまおう、経験してしまおうの精神であちらこちらに出かけます。
入館するときの様子です。ちょっぴり緊張しています。投影前です。見なれないものがたくさんあります。30分のプログラムが終わり、近くの公園に出かけました。とりあえず、記念撮影です。木陰で、お母様の愛情のこもったおにぎりをいただきました。外で、また気の合う友達と一緒に食べるおにぎりは最高です。食べ終わるとさっそく遊具にまっしぐら。ブランコが水平になる位ゆれています。ブランコと体が一体化しています。飛行機型のジャングルジムがありました。うんていにも挑戦です。一人の子がやり始めると、次々と子ども達が続きます。大人気の回転ジャングルジム!!だれかが「とめて」というと、すぐ止めてくれます。みんなで楽しく遊ぶコツを知っています。一緒に生活してきて、気心の知れた友達同士だからこそ、心と心が通じ合っている様子が伺えます。このような力は、教えるだけでは育ちません。もともと、心というものは理屈で出来上がっているものではなく、情の塊ですから、心が揺さぶられる体験、それに共感した心の援助を重ねて成長していきます。
星を覚えるなんてことは、まだまだ先の話です。
空にはたくさんの星が輝いていてきれいだなあと感じること、
どうしてうちから空を見てもあんなにたくさん星が見えないのかなあ
昼間は星はどこに言っちゃうんだろうという疑問、
こんな心の動きが詳しくものごとを調べたり、研究したりする気持ちに、美しいものを美しいと感じる感受性を高め、豊かな人生へと導いていきます。
同じ活動をしていても、その目的とするものが何であるかということで教師のかかわりの姿が変わり、それに影響される子どもの育ちも変わってきます。
大切なものは、目に見えないことが多いようです。目に見えるものは成果があるように見えますが、これから成長していく子ども達に必要なのは、目に見えない育とうとする力です。それは、好奇心や愛情、信頼感や感受性といったおよそ数字では表せない、その育ち具合を計ることが難しいものに支えられています。いわゆる、後伸びする力に深く関わっています。5年後、10年後の子ども達の育ちの姿に幼児期の教育の成果は現れてくることでしょう。