カレーライスパーティー !
カレーパーティーを行ないました。子ども達も楽しみにしていました。天候にも恵まれ、おいしいカレーをいただきました。自分たちで野菜を洗って、細かく刻みました。自分で作った料理はとてもおいしかったよ!
デザートのフルーチェもみんなで協力して作りました。
まず、最初に先生から説明をしてもらいます。さっそく、たまねぎをむき始めました。「どこまで剥いたらいいんだろうねぇ~」ジャガイモは、水で洗って土を取り除きます。ニンジンの皮をピーラーで剥いてから、小さく刻みます。じゃがいもの皮も、ピーラーで剥きます。本日の「助っ人お父さん」たちも、子ども達の包丁に手を添えて手伝ってくれました。左手を、ネコのてのように丸めて頑張ります。外では、お父さんがカレーを煮込むくどの火をつけてくれました。新兵器バーナーにより、あっという間に点火です。フルーチェを作っています。牛乳をしっかり入れました。ちょっと、今度は牛乳を入れすぎたみたいなので、フルーチェを入れます。これで、ちょうどよくなったかな?かき混ぜています。外では、カレーを煮込み始めました。4人のお父様方が、大活躍です。今日は仕事の都合をつけて、園に来てくれました。じっくりと煮込んでいます。「おいしいカレーに、な~れ」カレーを煮込んでいる間は、子ども達は思い思いの場所で遊びます。紙芝居コーナーは大盛況です。子ども達は絵本や紙芝居が大好きです。心の栄養と言われていますね。そろそろ、いい匂いがしてきました。ご飯を盛り付けます。カレーは、お父さんの担当です。一通り準備ができ、みんなが席に着いたところで、本日のお手伝いお父さんの紹介です。子ども達も、自分のお父さんの名前が呼ばれると大喜びではしゃいでいます。手を合わせて、「いただきます」子ども達は、料理が大好きです。嫌いなものでも、自分で調理したものなら、がんがん食べてしまいます。便利な世の中になったがゆえに、失なわれていくものもたくさんあります。
昔は、魚であれ肉であれ野菜にしても、生きているものをとってきて食べました。相手の命を奪い自分が生きていく厳しい自然のおきてを知らず知らずのうちに感じていました。命は尊い、大切なものであるということは、たくさんの命を頂戴して生きている自分に気づくことから自然に身についていました。
時代が変わり、私たちは食べ物にあまり命を感じない社会を作ってしまいました。良い悪いはともかくとして、この時代で生きていく子ども達には、食べるところからも命の大切さを学び取っていってほしいものだと考えます。
私たちは、たくさんの自然の命と関わりながら、その命を頂戴して生きています。食べ物は加工をすることはできますが、人間の力で作り出すことはできません。全て自然の恵みをいただいて生きています。しっかりとそのことを心で感じて生きていける子どもたちに育ってほしいと思います。
自己中心的になり、自然を大切にせず自分の欲望を満たすことしか考えてこなかった人間の所業が、人間に大きなダメージを与えつつあります。このかわいい子ども達が幸せに生きていくためにも、私たちからしっかりと行動できることは行動していく必要がありますね。