給食参観を行いました♪
本日は、年少3歳児クラスの給食参観を行いました。
かわいい子ども達が給食で何をどのようにいただいているか、を直に目で舌で鼻で感じてもらい、家庭での献立やしつけ・礼儀作法のありかたの参考にしていただくために開催しました。子どもの隣に座り、親子で仲良くランチをいただきました。この日の献立は、煮込みハンバーグ、野菜スープ、エビピラフ、牛乳でした。子ども達は、お母さんと一緒に食べる嬉しさからか、おかわりの連続でした。子ども達に、おいしいと言ってもらおうと頑張っている栄養士さんの面目躍如といったところでしょうか。本日は、3歳児ほとんど全員の保護者様が参加していただき、子どもにとっても、職員にとっても楽しい一日とすることが出来ました。お忙しいところご協力いただきました保護者様に、心より御礼申し上げます。
食べるということは楽しいことです。好き嫌いなく残さず全部食べなさいとか姿勢がどうのこうのと、「…すべき」といった正論で攻めるべきものではないと考えます。子ども達の感性に訴えることで、食べてみたいという気持ちを起こさせることが大事かと思います。だからといって、子どもの好き勝手にしてもよいということではありません。文化の伝承も教育の大きな責任の一つです。日本人が営々として築きあげてきた文化を子ども達世代に伝えていくことも大切ですし、礼儀作法も美しく気持ちよくみんなが生きていくためには必要なことです。なんでもある飽食の時代の食育は理屈で攻めるのではなく、情緒的な面から考えることも大切だと考えます。
そもそも人間の発達は、情緒面の発達に支えられて知的側面も発達していくことから、日常生活における具体的直接的体験が、如何に知的発達面にも大きな影響を与えているかが分かります。情緒面の発達を考えずに、知的刺激を与えても心に響く体験とはなりにくいと考えられます。