お泊まり保育のご報告 3 ☆
初日にたくさん遊んで疲れたので、夜はぐっすり眠ることができました。
朝は、子ども達も早起きです。広場に集まって、体を動かします。筋肉をゆっくり伸ばすストレッチです。園では、ふざけたりする子ども達も、今朝は何だかとっても素直で、園長の言うとおりにストレッチを行ってくれました。
体をほぐした後は、朝のお散歩です。山のきれいな空気を吸いながら自然の息吹に触れます。さっそく、蝉の抜け殻を発見しました。小川の上にかかる橋から、アメンボやお魚を探します。「あっちに、ほら」「こっちにほら」子どもたちは日常に見られない不思議なものを次から次へと発見し、驚きや喜びを伝え合います。朝のお散歩の後は、食堂で朝食です。仲間と一緒に食べるとどうしてこんなにおいしいのでしょうか。会話も弾み、笑顔が飛び交います。朝食を終え一休みし、荷物整理をした後は、デイキャンプの準備です。ウィンナをにらみつけています。実は、たこさんウィンナを作ってみたくて先生に教えてもらいながら格闘中です。はい、確かに油で火を通した後に、何匹かのたこさんウィンナを発見することができました。なまこもいましたけどね。やってみることでだんだん何事も上達します。カレーライス用のジャガイモをきれいに洗います。ニンジンも皮を剥きます。ピーラーでジャガイモの皮を剥いているところです。ニンジンを食べやすい大きさに切りそろえています。ジャガイモも小さく切りそろえます。ご飯もカレーライスも、園でのキャンプごっこで経験済みなので子ども達も手際よく作業を進めてくれました。
「園長先生、何やっとる?」子どもたちが集まってきました。まきを割っているんだよと答え、火起こしを見せます。子どもたちは、園長が手斧でまきを細かく割る作業に興味津々です。「やりたいやりたい」と子ども達の声。「やってみる?」との園長の言葉に子どもたちは「はいはいはいはい」と手を上げます。子どもの手斧はどちらに飛ぶか分かりません。怖いので、割ってもらう薪を、他の薪で支えて子ども達に手斧を使わせます。家庭では経験できないことをやってみる。普段の生活では目に触れないものを発見し、たくさんの心揺さぶられる経験ができたことと思います。
さて、カレーライスの準備が整ったところで、冒険のたびに出発です。その中身は次回までお待ちください。