今、園では11月10日の造形展に向けて、準備が着々と進行中です。本年度のテーマは『サンタクロースの世界』ということで、いろんな絵本を調べたり、知識を出し合って、子ども達なりのサンタクロースの世界を作り上げていっています。お部屋の様子をのぞいてみました。251105  造形展準備 001

2階ホールの片隅には、大きなサンタクロースが横たわっていました。

今日は、サンタさんのブーツを子ども達が作っていました。立派なサンタクロースになりそうですね。

 

 

 

ホールを少し奥に進むと、

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これは、どうも、サンタといえばトナカイですね。お化粧仕上げをするために下地処理をされています。つまり、全身ファンデーション中と言えます。協力して作業を進めています。様々なチームに分かれ、それぞれ責任を持って取り組んでいます。責任感を持たせるために、活動は子ども自身が選んだものになっています。そして、集まった仲間とアドバイザーの先生と話し合いながら、一人一人が納得できる共同作品を作り上げます。大切なことは、仲間と話し合い、合意の下で共同作業を行うということです。そして、途中で問題が起きれば、また話し合い解決しながら課題を成し遂げ達成感を味わうことで、自信を、自己肯定感を高めることが期待されます。そんな課程が、実は子ども達は楽しいらしいですね。年間の様々な行事の中で、この造形展は、常に上位を占めています。251105  造形展準備 004

これは、サンタクロースの家の大きな壁を作るチームです。

「箱に色を塗る」という認識では、寂しい作業になって

しまいますが、サンタさんの家を作ると考えると楽しさも

倍増します。高いところから塗りたくなっちゃう気持ちも

分かりますね。ただの作業だと塗りやすいところから

塗るでしょうが、…。

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「ほら、見て」

「手がこんなふうになっちゃったよ!」

作業とか労働だと嫌な気分ですが、サンタさんの家を

作る楽しさが先ですので、こんなことも笑って済ませられます。

 

 

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こちらは何かと尋ねれば、「オモチャ工場の壁」だそうです。

子ども達は、サンタクロースのプレゼントは、店で買ってくる

のではなくて、サンタさんのオモチャ工場で作られているという

認識のようですね。どんな構想なのか、出来上がりが楽しみです。

完成後も楽しいですが、こんな途中経過も見所がたくさんあります。

園では、保護者の皆様に、子ども達が考えながら、友だちとイメージを共有しながら楽しんで制作に取り組んでいる姿を見て

いただきたいと思い、明日の6日(水曜日)は自由参観日としています。お仕事ご用事の都合のつく方は、是非ご覧ください。

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ここは、オモチャの製造ラインだそうです。ここでどのような

オモチャが作られるのか、当日までのお楽しみです。

 

 

 

 

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外遊びから帰ってきた子どもも加わって、一段と作業が進みます。

この子達は、大きくなってから、きっと

『あの時、幼稚園でサンタクロースの家作ったよな」と言って、

来し方を懐かしく思い出す時が来るのだろうなと思うと、

楽しくなります。

高校の運動会や文化祭で同じようなことをやりながら、「幼稚園のときもやったよな」と言いながら作業に励むことでしょうね。

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年中さんのクラスに行きますと、何やら作っていました。聞いてみると、

「小人のサンタクロース」ということでした。

きっと、サンタクロース一人では、世界中の子ども達の家をまわることができないので、お手伝いをする人がいるに違いないということで、

小人のサンタが思い浮かんだのでしょうね。そして、隣のクラスでは、

「???」「何作ってるのかな?」

「靴下の飾り!」      「なるほどね」納得。

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これなら、たくさん大きなプレゼントが入るだろうね。「サンタさん、安心してたくさん持ってきてね!」

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大きな靴下を編んでいました。

大きな靴下を作りながら、子ども達は

プレゼントにこんなものが欲しい、あんなものが欲しいと夢を膨らませているのでしょうね。でも、本当にくれるかなあという不安を持ちながら、クリスマスを指折り待ちます。

クリスマスまでは、何が欲しいか口に出すとサンタさんからもらえなくなるか違う物になってしまうかもしれないという子どもの不安と、何とか欲しいものを言わせようとする親との戦いですね。

251105  造形展準備 015ちなみに、我が家では、欲しいものを紙に書いて窓に貼っておかないともらえないよ。だって、サンタさんは空の上から見てるんだから、作戦で

聞き出しに成功しました。

しかし、あるとき、友だちからの入れ知恵か、見破られてしまい、その後は、プレゼントができなくなってしまいました。

子どもにも親にも楽しい思い出でした。

最近は、親の前で、「あ~あ、サンタさん、〇〇くれないかな」と高価な品物を平気で口にするようになりました。親も負けていません。

                                       「おりこうさんだったらくれるんじゃないかな」とか、「お手伝いをどれ

                                       くらいするかサンタさんは見てるんじゃないのかなぁ」と対抗します。

「ワッショイワッショイ」と元気な掛け声がするので、カメラを持って2階に上がると、

 

大きなダンボールの箱をかついで、外に出そうとしています。

たくさんの子ども達が両手を伸ばし支えています。

扉よりも大きいので苦労しています。そのとき、誰かが「縦にしよう、

縦にしよう」と言っています。試行錯誤しているうちに先生が見かねて、扉を外してくれました。251105  造形展準備 019

 

またまた、箱のお神輿は進み始めました。

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廊下に出たお神輿は自由になって、ずんずん、ずんずん奥に

進みます。そして、奥の保育室に入ろうとしています。しかし、

幅が大きすぎて入れません。今度は縦にして入れました。

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やっと運び込みました。子ども達は、ウズウズしています。

それを見た先生は、「入っていいよー」の一声。

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その一声を子ども達は待っていたのです。一斉に「ワーッ」

となだれ込みました。

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子ども達は、狭いところとか箱の中が大好きです。けんかしないで全員中に入りました。偉いものです。子ども達同士、譲り合って、助け合って入りました。次の箱もやってきました。

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次の箱も無事に保育室に入りました。

子ども達は、先生の言葉を、周りを囲んで待ちわびています。

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先生の許可が出ると、一斉になだれ込みます。でも、不思議と争いは起こりません。こういう場面では、トラブルになることが多いのですが、

全く争いなく、すんなりと全員が満足しています。譲り合って、みんなで楽しめる力がついたのでしょうか。感心しています。

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寝ている子もいれば座っている子もいるし、中には立ってみんなの

迷惑にならないように入っている子ども達もいます。こちらの箱も

みんな幸せそうにしています。

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しかし、だんだん飽きてくるのが子ども。すぐに新しい遊びを

考え付きます。

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椅子を持ってきました。何が始まるかと思いきや。

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   後ろ向きになっていますが、二人足をお風呂の中に

  入れています。なんと「足湯」でした。

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一人一人が思い思いのイメージで、一緒の場所で楽しんでいます。

子ども達同士の中で心がつながっているからなのでしょうか?

大変平和に楽しんでいます。

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  年齢が違っても、クラスが違っても、相手を認め、自分は自分らしく

  自分の居場所を確保しながら遊べています。

  さて、明日はどんな姿を見せてくれるでしょうか。

余談ですが、本日は西尾市の一斉防災訓練に参加しました。急なことだったのでどうなるかと思いましたが、整然と職員の指示に従って、無事に避難することができました。これまでに積み重ねた訓練の賜物というよりも、考えて自分で判断して行動できるようになったのかなと欲目で見てしまいました。