造形展が終わってから3週間近くになりますが、子ども達はまだまだアリスの世界で遊んでいます。自分たちで作り上げた「ふしぎのくに」を壊すにはしのびない、そんな子ども達の思いが伝わってきます。
でも、形あるものはいつかは壊れます。十分に遊びこめば満足して次の遊びに向かうでしょうが、消え去ってしまうのが惜しい気がして、写真に残しておくことにしました。年長さん中心で申し訳ありません。
トランプの国の女王様の前で撮りました。アリス115.jpg
懐中時計を持っていつも忙しく走り回っていたウサギの家です。家の前の庭に集まって記念撮影です。アリス105.jpg

トランプの兵隊がいるお城の中で、「はい、ポーズ」アリス101.jpg「お城の中の王様とウサギは、おれたちが作ったんだぜ!」アリス102.jpg「私たちだって、きれいにお城を飾ったのよ」アリス103.jpg「おれたちは、でっかいものをみんなで力を合わせて作ったんだ。力を合わせると、すっごいことができるんだ。しかも、めちゃ楽しい」アリス104.jpg「しゃべるドアは、私たちが作りました」
紐を引っ張ると、口が動いてしゃべる仕掛けも自分たちで考え試行錯誤しながら作り上げました。三人寄れば文殊の知恵、こんな経験が人と力を合わせることの大切さ素晴らしさに気づかせていきますね。アリス106.jpg懐中時計を持ったウサギの家です。全て自分たちで考え、自分たちで作り上げました。段ボール箱一つのときから、徐々に部屋が増え、窓が開き、屋根がつけられ、庭が整備され、煙突やらなんやらとりつけられ、大きな家が出来上がりました。子ども達は家の中で遊びながら、アリスの世界を楽しみながら作り上げていきました。想像力と創造力の結晶です。アリス108.jpg「猫ちゃんは、私たちが作ったのよ。かわいいでしょ!」アリス109.jpg「ほうきの尻尾を持ったイヌは、僕たちが考えて作りました。小さいけれど、結構大変だったんだよ。」アリス110.jpg「・・ってか?」アリス111.jpg「案内標識がいっぱい張られた木は、私たちが作りました。いろんな行き先を標識に書くのも大変でした」アリス112.jpg「トランプの兵隊は、私たちが作りました。たくさん並んでいると立派です」アリス113.jpg「女王様のベッドで眠ると、ぐっすり寝れますよ」アリス114.jpg個人製作の作品の前でおすましして撮りました。アリス116.jpg「やっぱり、私たちにはこの顔が必要ね!変なかおぉ~」アリス117.jpg年中の子ども達が、迷路で遊んでいました。この迷路は、アリスがトランプの兵隊に追いかけられたときに逃げた迷路です。アリス118.jpgアリスやうさぎになって走って遊んでいました。アリス119.jpg年中さんも、アリスになりたくて衣裳を着せてもらいました。よく似合います。アリス120.jpg「私たちもアリスとウサギで記念撮影」アリス121.jpg
子ども達には、「ふしぎの国のアリス」はとても魅力的で楽しい物語だったようです。子どもの造形活動は、きれいな作品を作ることが目的ではありません。創造力や想像力、強調する心、友だちと心を合わせ一つの目的に向かって進むこと、力を合わせれば楽しいし素晴らしいことができることなど、総合的に発達の援助を考えることが大切です。
あくまでも作ることは手段であって目的ではありません。何かを作ることは、それによって何か良いことが起こったり、楽しいことがあったり、幸せな気分になることですね。
教育の目的は、何か?本当の目標をきちんと見定めていないと目先のことにこだわり、つい何かができるとか知っている事に目がいってしまいます。でも、これは結果であって、目的ではありません。
子どもが必要に応じて、自分の生活や人生に必要な知識や技術を身につけようとしたり、目的を達成するために試行錯誤を繰り返しながらも前進していけるような逞しく、しかも優しい心を育てることが大切だと思われます。その心は、毎日の保育や様々な人とのかかわりの中で育まれています。