子どものうつ病が増えているそうです。北海道大学の研究チームによると、小学4年生から中学1年生までの面接調査で有病率が4.2%だったそうです。中学1年生に限ると、10.7%にのぼるそうです。
社会のあり方が変化しており、それが子どもへのさまざまなストレスとなって影響を与えています。その変化に対応し、健やかな子どもの育ちを援助するために、教育のあり方も変化してきています。
楽しそうに遊ぶ子どもたちの姿(10月10日)191012 029.jpg大きい子と小さい子が一緒になって楽しそうに遊んでいます。大きい子は小さい子をいたわり、小さい子は大きい子を信頼し、憧れのまなざしで見ています。
子どもの心は、生まれてから周りとの関係の中で、徐々に育まれていきます。特に情緒的理解が大切な幼児期の子育てのあり方が、後々の子どもの心身の発達に大きな影響を与えています。

子どもは、自分の周りの環境に適応しようとしながら発達していきます。周りの人的物的環境が、子どもの心を育てていきます。
次のような姿からは、心を病む子どもが出てくるようには思えません。
とても天気の良い日でしたので、お散歩に出かけました。191012 010.jpg
みんな、陽気に誘われぞろぞろと外へ出てきました。全員で近くの公園に遊びに行きました。191012 011.jpg
年少さんたちも、しっかりと手をつなぎ、道路の端を歩いています。マナーやルールを理解する力が徐々に育っています。191012 013.jpg
どんぐりがなっているのを見つけました。なんだか、大人も嬉しくなってしまいます。191012 017.jpg
公園に着いたら、さっそく遊具で遊びます。191012 018.jpg
お姉ちゃん(姉妹ではありません)に押してもらってブランコを楽しみます。押しているほうも、押してもらっているほうもいい気分です。191012 021.jpg
トトロのトンネルを見つけました。(「すっごーい」)191012 031.jpg
あら、見つかっちゃった。191012 036.jpg
子どもは、自然に触れたり、気に入った友達同士で遊ぶとき、心から楽しそうに遊びます。でも、それは、大人が考える時間つぶしや享楽的なものではなくて、美しさや不思議さに気づいたり、どうなっているのだろうと言う探究心に結びつく、将来の考える力の基になるものですね。
気に入った仲間の中のかかわりも、人間関係をうまくやっていく力を試行錯誤しながら身につけて行っている過程といえるでしょう。
子どものうつ病なんて信じられない!
ほとんどの人がそう思っている事でしょう。私もそうです。でも、現実は異なります。子どもたちは、苦しんでいます。子どもを苦しめているのは、私たち大人です。健やかに育って欲しい。賢い子に育って欲しい。大人はみんなそう思っているはずですが、大人の認識と子どもの現実との乖離が不幸を生んでいます。
子どもの発達を、心の発達を見直そう!
発達援助は、子どもの発達にそったものでなければならないことは、誰でも容易に推察できます。では、子どもの発達は、今どのような段階にあるのか?同じ年齢でも地域社会や家庭のありかたでばらつきがあります。一人一人の子どもの発達の現実をしっかりと見据えるところから、教育は始まります。